山奥暮らし 過去編5 – 山奥小屋暮らし 三章

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山奥暮らし 過去編5

投稿日:2019年7月4日

大したものはありませんでしたがアパートにあった荷物はすべて倉庫に移動させたので要済みになったアパートは解約することにしました

もうこれでセーフティゾーンは無くなってしまったので何があってもここで生きていくしかありません

今まではアパートに帰れば電気があり携帯やインパクトドライバーなどを充電することが可能でしたが今後はその手段は取れません

ではどうしたのかというと 実は土地を入手する少し前からソーラー発電に興味があり すでに40wのパネルとコントローラーやインバータなどの一式は自分でくみ上げたものがありましたバッテリーも

これのおかげで夜間の照明や携帯の充電程度なら賄えることが可能でしたので

仮設ではありますが40wのパネルを適当に表へだして日中にバーッテリーへ充電をしておりました

これがあったおかげで最低限の電力は確保できていたのですがそれも毎日 晴れていたらという前提が必要でした

三日の曇りが続けばバッテリーは空になりその後 一日晴れたとしても40wのパネルではフル充電することは不可能

発電したそばから使ってしまうので需要に供給が追い付いていないという現状でした

最悪の時は車のエンジンを掛け アイドリング状態でシガーからインバータを通じて充電することもありましたが たかが携帯を充電するためのだけにずっとアイドリング状態を維持するのは馬鹿げているので本当に緊急の時以外はしませんでしたが

生活していく上で40wのパネルではとても足りないことが判明したので

思い切って100wのパネル2枚を取り寄せることにしました

他の機材に関しては拡張することも有ろうかとそれぐらいのキャパはあったので他はそのまま流用

ただ バッテリーが1個だと曇りが続くと容量的に不安だった為に同型のものを追加購入することにしました

この段階で 200w仕様のソーラー発電システムにかかった費用は7~8万円ほどだったと思います

大まかな内訳ですが

100wのパネル1枚 13000円x2

コントローラー5000円

インバーター4000円x2 1000円x1

バッテリー 14000円x2

40wパネル5000円

残りは電線とか細々したものだった気がします

こいつらは6年経った今でも現役で

其の後 バッテリーを2個追加

台風のときにパネルが一枚破損したのでこれも追加したぐらいでしょうか

なんだかんだで12万ぐらい掛かっているので

これを6年で割ると 一年あたり2万円となり

使用料の制限なども考えると やはり出来ることなら電力会社に頼んで引き込みしたほうが良いと思います

初期工事費用は掛かるとはおもいますけどね

でも私は 現状これでほどよく回していけているので今後も電気を引く予定はありません

唯一の心残りは冷蔵庫ぐらいでしょうかw

これももしも敷地脇に小川がなければ そうそうにギブアップしていたかもしれませんね

逆説的に言えば 川があるからいつまで経っても電気を引く決心がつかないとも言えるかもしれませんが

二段棚の下に置いてある黒い箱みたいのがバッテリーです

ソーラパネルで発電された電気はここに蓄えられていきます

チャージーコントローラーやインバーターなども近くに見えますね

棚の中央あたりにはスイッチもついていてここを入り切りするとパネルで発電しているときでも電気を遮断することが出来るようになっています

発電しているときはクリップをバッテリーに繋いでいますが日が落ちて発電しなくなったら スイッチを切ってバッテリーへの供給ラインも外してしまっています ここを外しておかないとコントローラーやインバーターへの待機電力で少しづつだけど電気がもっていかれるので発電してないときははずしてしまってます

次の日も晴れが確約されていれば繋いどいても問題ないのですが雨などが続くとこの待機電力のロスもバカにならない気がしているのでその処置も込めて

そして供給ラインとは別に独立した系統で部屋の電気などのインバーターに繋いであります

こちらはチャージコントローラを経由しないで バッテリーから直に繋いであるものなのでロスがわずかだと思いますが少なくなるようにしてあります

せっかくなのでバッテリー周辺を写真に収めてみた

① が④のチャージコントローラーを経由してパネルから発電された電気が供給されてくる部分ですね ちなみに赤が+で黒が-

発電しない夜間は逆にここからコントローラーに無駄な電気を送ってしまっているので切り離してしまっています

コントローラの先には容量のおおきなたしか350wまでのインバーターが付いていますが これは主にインパクトなどのけっこう電気を使うものの充電などに使っています 容量が大きいので昼間などの発電しているときではないと使うことはまずありません

なぜこれを 普段使わないで別系統にしているのかというと350w以上のインバータってファンが内蔵されていて(空冷)携帯ぐらいならファンは作動しませんがそれこそインパクトの充電やら ノートpcをつなぐとファンが周りだしうるさいので普段はあまり使っていません

そこで普段つかている電源は別系統にしております

②の小型のワニクリップが照明専用になっています

照明に関しては 今はLED電球がありかなり消費電力が少ない上に

寝室とメインスペースの二か所しかないために超小型の車のシガーに直接差すタイプのようなものを使っています

インバーターも小型になればなるほどロスがなさそうな気がしたので

そして③はその他の電源用の150w用のインバーター行きになっている

150wなので大したものには 使えませんが ノートPCや携帯の充電ならばこれで十分です そして150wのインバーターの最大の利点は空冷ファンの無いこと

これを使えば ノートpcなどを動かしてもまったくうるさくありません

350wのはファンがうるさすぎてこのような通常につかうのには不向きです

そんなわけで色々と系統を分けて使いこなしています

それに系統が分かれていると もしも片方破損して動かなくなったときでも

問題なく電気がつかえるというリスクマネジメントになっております

このバッテリーは115Ahのデープサイクル式で2個を並列で繋いで使っています

このぐらいの容量があれば曇りの日が三日ぐらい続いてもそこそこ電気を使っていくことが出来ます

まぁ現在はもう6年以上つかっているので大分容量が減っていますけどそれでもまだけっこう使えています

最初 購入したときに500回ぐらいの充電で寿命とかあった気がしますが

なるべく空になるような使い方はしないでこまめに充電していることもあり

6年経ついまでも現役さんなんですよー 偉いですねー

今後も頑張ってほしいところですw

さてと 電気関係はこんなものでしょうか

この200w仕様のソーラー発電により 安定して電気の供給を受けられるようになったのですがやはり 1,2坪の小屋では狭いという壁にぶちあたるのにそれほどの時間は要しませんでした

車中泊に比べれば 部屋の中で立つこともできるし ストーブも付けることが可能なのですが 長期的に見たらこのままではいずれ破綻する時がきてしまうかもしれない

そこで次に私には何が必要なのかを考えました

今一番 欲しいのは この小屋とは別に寝室を設けること

現状 なんといっても小屋の7割は布団で占められておりますゆえ

これを独立したものに出来れば見違えるほどの居住空間になるだろうというのは想像するにむずかしくはありません

そう考えた私は ついに本格的にジョイパネのような組み立て式のではなく

近くのホームセンターから合板や2x材を買ってDIYで寝室を増設する計画を実行する時がきたのです

それにあたり私は 新たに道具を増やすことを決意しました

それは何かといえば 発電機と丸ノコです

特に発電機に関しては かなりの値段がするために 欲しいが二の足を踏んでいました

ただ前回 24厚の床板を 1800mmも手ノコで切ったときに次の機会があれば電動の丸ノコを頼ろうと思っていたのでこの段階で 発電機を取り入れることにしたのです

これがあれば今後も色々な 電動工具や いざというときの非常電源があるというだけで安心感が違います

発電機は 当時のAmazonで扱っている 一番安い 新品で3万円の物を購入しました

ここで注意しなければいけないことが一つあります

それは使う電動工具により 使える容量が変わるということです

どういうことかと言うと 私が購入した丸ノコは たしか400wぐらいだった気がするのですが 工具が400wだからといって発電機が400wの性能があればよいというものではないからです

電動工具は 安定するまでに開幕におよそ2~3倍程度の負荷がかかると言われています

つまり400wの物であれば 1200wの程度の能力がないと扱えないかもしれないという事になりかねません

私が 発電機を探していた時は900wの発電能力の物が なかなか安く売られておりましたが これは停電時の 緊急の照明程度なら問題ありませんが

400w以上つかう工具とかだともしかしたら動かないか止まってしまう恐れがあります(まぁこれは実際試したわけでなくネット得た情報なので実際はどうか知りませんが)

そこで私は2500wの発電が可能な、ものを購入することにしたのです

これでお値段3万円

発電機というのは電源のない場所で使うことが前提のために 重要なことは

小型で軽く持ち運びが楽なこと と言うのが求められるのですが

同じ発電性能でも 軽くなればなるほど値段が高くなっていきます

なので私がチョイスしたのは 重くてもよいので 大体の電動工具が動かせる

2500wのもので値段が安いものという条件で選びました

たしか重さは30kgぐらいあったと思います

燃料満タンだと腰が抜けそうなぐらい重いですw

ただ ここでの生活ならばそんなに動かす機会もないので とにかく安いものを求めました

そんなこんなで 発電機と 丸ノコも揃い

それに付随して ガソリンタンクなども購入

なんだかんだでどんどんお金が減っていきます

更に寝室増設の材料の買い出し

寝室は 布団が収まればよいのでそれほどの広さは必要がありません

とは言え 布団と同じサイズではぴっちりすぎると思たので

広さは1500mmx1800mm H1800mm ぐらいにしました

高さは本当はもう少し高いほうが良いのかもしれませんが

1800で抑えるとなにかと作り勝手がよく 無駄がないんです

なんせサブロクの合板って900x1800(実際は910x1820)なので1800で収めると 板一枚で済ませることできるから

そんな訳で 横幅1500mm 縦幅1800mm 高さ1800mmの箱を

いまある小屋の入り口入って右側に増築することにしました

なせ右にしたのかといえばいつものように消去法です

左は明り窓があり 正面はこのまえ大きな棚を2段も付けたのでここしか空いてないんです

前日にいろいろ見積もりをして 必要な部材をメモメモ

この程度の箱であれば

2x4 6fが20本

合板が12枚ぐらいじゃないかなー

費用的には屋根のポリカ波板もいれて2万円ぐらいだったと思います

さすがにこれだけの量はマイカーでは運べないので初めて ホムセンのトラックを借りることにしました

今後 このホムセンは長いお付き合いとなっていきます

ここで建てた小屋モドキは全てこのホムセンで資材を買っていたので

初期のころはけっこう頻繁に買っていたので店員さんに

この人は一体 なにを作っているのだろうと疑問に思われたかもしれませんね

材料の買い出しの終わった私はさっそく寝室づくりに着手します

ここで作業するまえに 一つだけ考慮した点があります

みなさんには想像できるでしょうか

どんな問題が潜んでいるのか

それは この時の季節と関連があります

もし 普通に小屋の隣に寝室を増設するにあたって一番初めになにをするかといえば 多分これではないかと思います

どこに部屋に入るための入り口をつけるか

それに合わせて枠を組んでいくのがセオリー

小屋と寝室をつなぐ開口がきまれば おのずと他も決まっていくのですが

なんせ今は 冬の山奥です

先に 開口してしまったら もし寝室が完成しなければ 夜は穴があいたままの小屋で このクソ寒い中すごさなければならない

なので開口は 寝室がある程度完成したあとで開けると決めました

一応 開ける場所だけは墨だししておいて

まずはジョイパネ小屋の時と同じように軽量ブロックで土台作りから

スコップで土をほじくり 小屋とレベルを合わせていく

水平器を駆使して全てのブロックをレベル出し

あとは予定通り 1500mmx1800mm枠を組み床板を張っていくだけ

この時に 初めて発電機を回して丸ノコを使い 合板を加工しましたが

いままで手で切っていたのが何だったのかおもうほどの革新的な利器でした

もう わし丸ノコの家の子になると決心したほどです

それほど電動工具の破壊力はすごかったのです

さて ある程度柱も立ち あとは屋根を作って壁を春だけとなったのですが

私 寝室のほかにちょいとした収納が欲しかったことを思い出しました

だがすでに床も終わり柱も建て 寸法を変えることは出来ません

そこで寝室の天井を低くして その上に収納スペース確保することにしました

大きな荷物は もう一つの建物である倉庫に収めていましたが

あれは離れた場所にあるので 取りに行くのがめんどくさい

そこでちょっとしたものが収められるスペースがあったら便利だと考えて

寝室の上に収納です

問題は 天井の高さをどの程度に抑えるです

天井を低くすればその分収納スペースは広くなりますが

あまり狭いと 居心地が悪いだろうと思うのでそのへんの調整が難しかったです

最低でも 胡坐をかいて 頭が天井にあたらないようにせねばなるまいて

結局 あーだこうだ試行錯誤しながら胡坐いをかいた状態で手を上に伸ばして

ギリギリ届くぐらいで折り合いを付けました

今にしておもうと これはベストチョイスだったと思っています

慣れなのかどうかは個人差があることだし何ともいえませんが私てきには

このぐらいの高さがあれば閉鎖感もなく 座った状態で天井に手が届くので

なにかと天井から色々と吊り下げやすいのです

(主にノートpcとかスマホとか)

ノートpcなどは天井にすぐに張り付けられるので布団に横になったまま

天井の画面をみて動画やアニメを 体に負担をかけずに長時間 視聴することが可能に!!

ほどよい距離感で 画面が離れすぎて小さくなり見ずらいなんてこともなく

立たずとも手を伸ばせば電源まで届くので操作がしやすい

なんて画期的なのでしょうw

まー今はそんなぐうたら生活の話しはどうでよいか

天井も決まり 屋根もつけ 残りは壁を張るだけという段階になったので

ここでようやっと部屋とをつなぐ開口をあけることになりました

結局 寝室が完成するのに三日ぐらいかかったかもしれません

サイズ的にはそれほど大きくはないのですが

ジョイパネみたく組み立てるだけとは違い 初めて一から自分で加工しながら

作っていたので思いのほか時間もかかりました

以前 墨をつけた通りに丸ノコで壁をきりこみ 開口を開けて入り口を作ることがきでました

寝室の天井がおよそ1400mmぐらいの為に 入り口のドアはそれよりも低い1200mm程度しかありません

なので屈んではいらないと寝室には入れませんが慣れてしまえばなんてことはないです

開口のときに 切クズが沢山でたので壁を張る前に掃除をすませ綺麗になった段階で外壁を張りました

そして この寝室だけは断熱材を入れようと思い立ち急遽スタイロホームと合板と壁紙を追加購入してきて ここだけ内壁もつけることにしました

もちろん外壁と内壁の間にはスタイロホームで断熱されております

こうして完成した寝室に布団を運び入れたら いままで寝泊まりしていたメインスペースから布団が消えすごいサッパリしました

この空いたメインスペースを観て これなら薪ストーブの導入もいけるかもしれないと夢が広がったとか広がらなかったとか

その辺りのお話はまた 他の機会にでもすることにしましょう

今回の略図

メインスペースの右側に寝室を増築しましたよっと

寝室上が収納スペースになってます

意外と端折った部分の話しなんですがこうやって思い起こして書いてみると

けっこう長い話になりそうですね

ただ もう6年も前の話しなのでもしかしたら矛盾する部分もあるかもしれませんがそこらへんは大目に見てね

ポンコツな私の脳みそを無理やり叩いたりして記憶を呼び起こしながら書いているので記憶に齟齬があったとしても仕方ないね

もしくは以前に存在したかもしれないパラレルワールドの話しかな?と思いながら読んでもらえると良いかもしれない

今後は シャワールームができるまでの間のお風呂問題とか

玄関をつけた話とか 薪ストーブの導入あたりにフォーカスしていこうかなと思っているのだけど もしかしたら打ち切りになって続編はかなないでフェードアウトもありえるので そしたら想像で読者の頭の中で キツネの物語のミッシングリンクを補完して埋めてくださいね

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