山奥暮らし 過去編2 – 山奥小屋暮らし 三章

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山奥暮らし 過去編2

投稿日:2019年7月4日

何処かの山奥の土地を購入しることを決意した私ですがただの思いつきなので具体的な案がありませんでした

そこでまずは情報収取です

平行して色々な情報を集めました

1 まずは土地を購入するにはどのような手続きや問題があるのか

2 土地の相場などはどれぐらいのものなのか

3 小屋を建てるにあたり注意する点は

大雑把にはこんなところでしょうか

小屋を建てるにしてもまずは土地がなくてはなにも始まりません

なので優先事項を決めておきます

第一はもちろん土地の入手に関する事

いきなり ふらーっと表に出て探してもいい場所が見つかるとは思えないのでネットで検索してみました

ワードは 山林 売買 あたりだったと思います

私が求めていたのは宅地や中古物件などではなく山奥の山林だったからですね

そのころは大した知識もなく国が公売物件などを出しているなんていう情報は知らなかったのでそのあたりは見逃していましたが

そんな中見つけたのが山林バンク や 山林.net など名前の通り 山林を扱っている仲介サイト

そこで200万以内に絞っていろんな土地の情報を探していました

気になったものは資料請求をして実際に3件ぐらい現地に見に行った記憶があります

やはりと言うかなんというか写真だととても良く見えるので実際足をはこんで現地視察をすると残念な結果になることがしばしば

私が探していた土地の条件は主に二つ

1 近くに水場があること

2 山奥でもよいので車で入れること

これが絶対条件

そのほかにもできれば 雪がある程度つもってもよいので夏場涼しい場所

平坦地があること

周りに民家がないこと

こんなところでしょうか

特に周りに民家がないことは絶対条件に入れてもよいぐらいだったです

煩わしい人間関係が苦手な私は だれもいない山奥でひっそりと暮らしていきたかったので

以前ブログにも書いたことがありますがその時の資料が一つ残っていたのもがあったので少し乗せておきます

っと思ったのですが膨大な過去記事からその時の日記をみつけることがデキナカッタ

確か50万ぐらいの価格で川に面していたが車では土地までは入れなかったと記憶している 土地の手前に車止めのポールがありそこまでは行けるので荷物の積み下ろしは平気そうでした

他にも同じように 山奥ですが川に面した土地で150坪で80万ぐらいだった気がします

その川は土地の裏から回り込むように手前に流れていて土地に侵入するには木でできた丸太の幅1.5mぐらいの橋を渡らなくてはなりませんでした

写真で見たときは車でもギリ通れるかな?と期待していたのですが現地にいったらちょっと無理そうだった

まぁその橋までは車で行ける為に、小屋の材料ぐらいなら人力でなんとか運べたかもしれません 小屋が建てれそうな平坦な場所まで橋から30m程度だったので

ただ ちょっとそれまでの上り坂がかなり急で雪がつもったらとても車では上がっていけないかもしれないと思ったのが私に二の足を踏ませました

一応 候補にはいれつつも他の物件も見てまわる日々

しかし これだ!というものには巡り合えず、最終的にはやはり自分の足で探してみようと考え寝袋を積み込み車上泊をしながら土地探しの旅に出ていました

私はもともと車上箔をしながら全国を旅するのが好きで土地を買う12年ほど前には北海道一周に車で2か月かけて回ったり 同じように二か月かけて本州 九州 四国なども車で回る貧乏旅をしていたぐらいなので

今回も同じように色々 車で旅しながらの土地探しを

結果 一週間ほど ブラブラしていたのですがなかなか理想的な場所に都合よくこの土地売ります的な看板が立っているわけもなく なんの伝手もない素人が土地を見つけるのはよほどの幸運でもなければ無理なのかもしれないと考え始めた頃にとある不動産の看板が目に入りました

そこには山林売りますとか買いますとか 普通の不動産屋とは違くそれ専門に扱っているようでした

少し心が折れかけていた私は これはよい機会だと思いその不動産屋にふら~と立ち寄りました

ガラス窓にはびっしりと山林の土地にまつわる情報が張られていました

しばしの間その紙をみていたのですが勇気を振り絞って店内へ

中には一人の男性がたばこをふかして座っていました

どうやらここの店主らしい

さっそく私は 山林を探しているという趣旨を伝え

話しているうちに二つの条件を提示しました

先ほど書いた 近くに水場があると 車で入れるですね

そしたら 地番がびっしり書かれた新聞紙ぐらいの大きな地図を渡され

この辺りの土地なら全部扱っているので実際に現地をみにいってみて気に入った場所があったら持ち主と交渉してみるから まずは見て回ると良いと言われ 私はその地図を片手に目ぼしい土地を見学に

こういう知らない土地を回るときはカーナビってあるとすごい便利ですね

地図と照らしあわせてみれば地元の人でもしらなそうな細い道とかも乗っていて現在地もはっきりわかるので迷うことなく なんの目印もない山奥を探索しやすかったです

その土地がどんな場所かというとちょうどこの前 動画であげた 河原に石焼きステーキを焼いていたあの川です

あの動画は最近とったものなのでデータが残っているのでどのような場所なのか雰囲気がわかるように写真でものせておきましょう

不動産屋でもらった地図にはこの川を挟んで細かく区分けされた地番が乗っていました

つまりその中の好きな場所を指定して持ち主と交渉してくれるという話でした

私は現地をみて自分が興奮していることに気づきました

こんなすばらしいロケーションの場所を入手できるかもしれないという期待に

ここはかなり上流なのでこんな場所までは車では入ってこれませんがもう少し下流ならば似たいような感じで砂利道ではありますが車である程度なら入っていける場所も

その中で 川から30mぐらい離れて平行している山の砂利道をみつけ

その砂利道と川の間に区分けされた土地を数点チョイスして印をつけました

ここらならば かなり理想的です

というか もはや桃源郷です

この辺りの土地は 砂利道と川に挟まれ見た目では150~300坪ぐらいで

分けられています

車から降りて道沿いを歩いてみると境界に杭のようなものがあり実際に広さを確認することが出来ました

折角なのでここら辺の土地から川を眺めるとどのような景色なのか実際に川に出てみたのですが素晴らしい景色です

私は土地探しにきたことも忘れ こじんまりとしたログハウスからウッドデッキが川の上までせり出し そこに腰を下ろして釣り糸を垂れて太公望のように優雅な時間を満喫している自分を想像していました

どれぐらいの時間 妄想に耽っていたのかはわかりませんがふとした時に川のせせらぎが耳に入り現実の世界に引き戻されてしまいましたが

このあたりはかなりの山奥のために 近くに民家のようなものはまったくありません

まさに理想的

土地の状態は写真で見ての通り 笹竹のようなものが沢山生えておりましたがきっと気合があればなんとか出来るはずだと思いました

平坦な場所が多かったので 小屋を建てるにも問題なさそうです

邪魔になる木は切らないとダメかもしれないがそのあたりは後からでもなんとでもなることでしょう

ただ一つ問題があるとすれば かなり山奥の為に近くの町というかお店がある場所まで片道で15kmぐらいはあるということ

そのほかにも冬はもしかしたらこんな山奥の砂利道なんか除雪してくれないかもとか夏場は草がおおくて入っていけないかもとか色々あったのですがその時は興奮しすぎていて そんなの関係ねぇ と心はすでにこの場所で決まっていました

結局 この山道と川に挟まれた300坪程度の土地を 3か所ぐらい見繕って印をつけて地図をいただいた不動産屋に戻ることにしました

そして店内で とても素晴らしい場所でした 出来たらこの辺に決めたいので

この三か所のうちならどれでも良いので交渉してもらえますかと伝えて携帯の電話なども残してあとは連絡待ちです

はたしてどれぐらいの期間で話がまとまるのかわからなったので数日 このあたりで車中泊をしながら待機していたのですがなかなか返事がやってこない

私の中ではもうすでにここにすると決めていたので頭の中ではこれからの作業をどんどんシュミレーションしていました

土地を手に入れて小屋を建てるのは良いとしてどのように実行に移そうか・・・

テントで暮らしながら 土地を整備して小屋を建てるか

このまま車中泊して 小屋戸建てるか

はたまたこの近くに安いアパートを借りてそこから通って建てるか・・・

私の選んだ選択肢は最後の アパートを借りて通うでした

この当時はブログのブの字もしらなかったのでこの選択肢を選んでしまいましたがもしも当時からブログをやっていたら別な物を選んだかもしれません

だってアパートから通って建てるのってなんか面白みがないですもんね

言い訳をすれば また土地が決まっていないっていうのもあったかもしれないです

持ち主と連絡がついて交渉が終わるまでどのぐらいの期間がかかるのか解らない

そんななかずっと車中泊や 自分の土地でもない場所でテント暮らしは不可能だし・・・

先の見えない状況に疲れた私は今後の事もあるかと安いアパートを借りて宿り木のようにそこで休むことにしたのです

近くにいたほうがすぐに不動産屋さんとも連絡しやすいし

結局どうなったのかといえばその安アパートに半年ほどお世話になりました

(そのうちの半分ぐらいは空けておりましたが)

そして土地の件なのですがなかなか不動産屋から連絡もなくしびれを切らした私が自分から連絡を取ったのは依頼して二か月ぐらい経ったころだったような気がしますがもう7年も前のことなので確かではありません

そしてその結果 3か所選んでいたそのどれとも地主と連絡がつかず

交渉不可という絶望的な返答でした・・・・

(おいおい・・ダメならダメでもっと早く教えてくれよ・・・)

と心の中で思いましたがそれを言ったところでなんの解決にもならないので伝えることはしませんでしたがその時はこの不動産屋にかなりの不信感が芽生えました

(本当に地主と連絡を取ってくれたのだろうか?探したフリだけして放置していたんじゃなかろーか?だから一切連絡してこなかったのではなかろーか?)

こんな考えが頭の中をグルグルです

しかしだからと言って私が自らその土地の持ち主を調べて個人で交渉するような度胸もありません

なぜならば人間嫌いなわたしの一番の苦手とする分野だからです

他人と交渉したり会話をしたりすることが

不動産屋はそれを商売にしているし こちらがお金を支払うのでまだなんとか会話ができますが まったく何もない状況から土地を譲ってくれなんて交渉が私には無理なんです

そんな感じで途方に暮れていた私に不動産屋さんがうちで出している土地でも見てみるかい?と提案が

この前のは持ち主からの返答がなかったのでダメだったけど うちで扱っているものだったら確実に連絡とれるから間違いないよと

うーん・・・ 確かにこれならば連絡とれず交渉不可って線は無くなるかと思い 例の条件に合う土地を見繕ってもらい 次の日に三か所ほど見て回ることにしたのです

その日に来たのは店主ではなくてアルバイトのような方でした

まぁ私に付きっ切りで店を空けておくわけにもいかないだろうし私としても土地を見て回るのは誰が相手でも問題ありません

出来れば地図だけもらって一人でみたいぐらいですがそのように話がまとまってしまったのでアルバイトの方と見て回りました

結果から言いますとその中の一つが今の土地をいうことになっております

紹介された土地は私にはどれも良い物に映りました

全部 条件にあった近くに水場(土地に面した川があり 車で入れる)

という物ばかり

あとは周りの雰囲気と 大きさと値段ぐらいなもんです 相違点は

それぞれ100坪 150坪 500坪

その中で気に入ったのが500坪の今の土地

みんなが一番気になるのが値段でしょうが残念ながら発表は控えさせてもらいます

とはいっても何もなしではなんの参考にもならないとおもうので凡そではありますが坪単価は数千円ってぐらいでしょうか

坪1000円なら50万だし 8000円なら400万

ちょいと幅があるがけっこう低い方です

さていったいいくらだったのでしょうね・・・ ふふふ

そんな訳で 不信感を抱いていた不動産屋さんでしたが良い土地を紹介してもらえて大満足でした

紹介された当日にお店にもどったときにはこの三つの中のどれかに決めますと宣言したほど

そして実際に三日ほど検討してこの土地に決めたのですが、持ち主の人が関西の人らしく契約が完了するまでには結構な時間が掛かりました

契約がもろもろ終わったのはそれから二か月ぐらいかかったかもしれません

すでにアパートを借りて4か月

土地を探し始めたのは春でしたが季節はすっかり秋になってしまいました

アパートの契約は6か月以内で解約するとなんか無駄に費用がかかるという話だったので最後の二か月ぐらいはほとんど空き家でしたが荷物を一時保管しとくのにも便利だったのでかりっぱなしにしておきました

現地には電気もないから 充電したりするのにも使えたので

不動産屋さんの話しではもう少し契約が完了するまでには時間がかかるけど

支払いも終わっていることだし チェンソーで木を切ったりしなければ少しづつ手を入れても問題ないよと言われたのでそれまでは草刈をしたりして土地の整備をしていました

しかしよく考えると不動産屋に支払った金額は数万円程度

両者から同じ手数料を貰えたとしても安い土地にかんしてはなかなかに難儀な商いだと思いました

土地の持ち主を探し出し連絡を取り 交渉して間に入り話をまとめても数万円

さらに今回はアルバイトとはいえ 土地を回るのに半日ほど付き合ってもらったし私はその一回で気に入ったものがあり決まったものの普通のひとは一度では決めないんじゃないかと思う そう考えると安い土地を不動産屋さんが扱いたくないのもわかる気がします 報酬が手間に見合わない

だから余り安い土地は一般的に出回ってないのかもしれませんね

もしも200万の土地が契約成立したとしても手数料は10万にも満たなのではないでしょうか 詳しくはしりませんが

それが30万以下の土地ともなれば押して知るべし

そんな案件に何日も付き合っていては商売が成り立たないかもしれないので

よほどのお世話好きか別件で何千万もするような土地を扱って安い土地は赤字だったとしてもそちらで回収しているとかでもなければ潰れてしまいそうです

この不動産屋さんとはけっこう話をしたのですがやはり人と話すのが好きなんだろうなぁというのは伝わってきました

それじゃなきゃこんなこたーやっってられないでしょうね

土地入手のいきさつに関してはこんなところです

ブログ初期のころはなんか適当に端折って書いてしまっていたきがするので今回少し掘り下げてみましたがやはり土地を手に入れるのというのはかなり大変なものです

できればもう二度とやりたくないw

あとは小屋ができるまでのことをもう少し書いてみようと思います

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