山奥暮らし 過去編3 – 山奥小屋暮らし 三章

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山奥暮らし 過去編3

投稿日:2019年7月4日

書類などの手続きが全て完了してはいないけど 簡単になら土地を手入れしても問題ないと言われ私はすこしづつ作業をすることにしました

土地探しをはじめたのは春でしたが なんだかんだあり動き出せたのは秋になったころ

秋とはいえまだ草も枯れておらず夏の間 大いに成長し蔓延っていたこの草どもをなんとかしないことには何も始まらない

そう 初期のころの荒れ果てたこの土地を見た私は何はなくともまずは草刈からだなと思ったのです

平坦な土地は半分とはいえ土地全体で500坪も広さがあります

この荒れた土地をみてとてもじゃないが手作業では冬が来る前におわらないんじゃねーかと考え 今まで一度も扱ったことのなかった刈払機を購入しようと決めました

しかし本体を買って終わりというわけにはいきません

色々と付属で必要なものがあります

まずは動かすための燃料を

なんせ全てが初めて尽くしなので買ったその場で説明書を読み必要なものをそろえていく

説明書にはこのように書かれておりました

土地開拓のために その1

「なになに・・・ 燃料は2サイクルの物を買い左わきの下からはなさぬ心がまえでやや内角をねらいえぐりこむように補給するべし っと」

燃料は自分でオイルとガソリンを混ぜて作るか すでに混合させているものを使うかってことか

始めてだし あまり材料を増やすのもあれだからはじめから混合されているものを買うかな・・・

「そうだ あの土地はまだなにもないただの草原だから簡易的でもよいからなんか倉庫みたいに道具をしまっておける場所がないと刈払機みたいな長くて嵩張るものは車に積んでおけないし毎回 アパートに持ち帰るのもだるいし荷物置き場も必要か」

そこで私は刈払機 燃料 1畳程度のビニールでできた温室を購入しました

中が丸見えだけど 雨にも耐えられるし一時的な倉庫に使えるだろうと思ったので

その温室倉庫ですが・・・現在でもその面影は残っております

読者のみなさんはお気づきでしょうかね?

その温室倉庫ですが現在は 源内の小屋へと生まれ変わっております!

作ったときの記事もあるのですが探すの大変なのでのせませんが

あの温室の骨組みを利用して端材の板を張り合わせて作られたのが現鶏小屋です

あれがこの土地で建たれた 最古の建物

人と建物に歴史在り ってね

その当時はそんなことになるとはつゆにも思わず 倉庫として活躍していました

説明書をみながら 脇を絞めえぐりこむように刈払機に燃料をつめ いろいろいじってエンジンを掛けました

一心不乱に草と格闘の日々

小屋開拓のために その2

燃料補給後は刈払機で敵の体勢をくずし突破口を見出せばすかさず左スローで草を刈り取るべし これ草刈における基本なり 左スローは左足に体重をのせ弧を描くように目標をぶちぬくように刈るべし このさい、打ったコースと同じ線上を同じスピードでひきもどすこと 一発でKOをうむ必殺のスローなり

しかし いくら必殺のスローといえども歯が立たないこともある

草刈で一番怖いのが 草の中に埋もれている石にヒットすること

必殺であるが故にその反動も恐ろしい

数回そんなこともあり まずは地面から50cmぐらいのところを一度刈りこみその後 10cmぐらいの場所を刈るという二段階に分けて作業を

これは私が自分で編み出した 土地開拓のために その3 です

初めての土地なので どこになにがあるかもわからないので地面スレスレを刈ることはしませんでした

そのうち土地を把握したら地面スレスレを刈り取りますが今はこれでよろしい

まだ 車を止めておける場所すら自分の土地に確保できていませんでしたが

幸い裏山にのぼる道がだれも使っている形跡もなく止めて放置しても問題さなそうだったので車と留めれるスペースだけ草刈して 最初の間はずっとそこへ止めていました

そこは今でも車が通ることもなく 私の専用駐車場として活躍しておりますが

普段は敷地の中に入れております

草刈をしながらどこら辺に 駐車場を作り 小屋はこのあたりがいいかなーと

ワクワクしながら出来上がる過程を想像して草刈をしていた記憶があります

やはりこのころが一番情熱もあり期待に心を膨らませていたのではないでしょうか (たぶん)

やること全てが新鮮でドキドキが止まらない!

結局 敷地の草をある程度刈り取るのに 丸二日かかりました

それでも刈払機があってこそです

あやつの仕事量は半端ない

鎌による手作業だと軽く10倍以上の手間がかかることでしょう

特に山側にはいえていた笹竹には恐ろしいほどの高効率

フルスロットルで刃をぶんまわし小指程度の太さの笹竹を気持ちよいほど刈り取っていきます

手作業だと 笹の中に頭と腕つっこんでのこぎりでギコギコ一本ずつ切らねばならないところをリーチがある分 遠くから立ったままの姿勢でまとめてなぎ倒していくのです

なんという爽快感!

ヒャッハー! 汚物は消毒だぁ!!と叫びながら縦横無尽に笹竹を駆逐してやりました

おっとこの場合 一本残らず駆逐してやる!のほうが良かったかしらん?

なんかいつものキツネが少し顔を出し始めてしまった・・・

過去編は淡々と作業の様子を綴っていこうと思っていたのに

一日が終わり 脇に流れている川で刃を洗って適当に端っこに建てた温室倉庫に刈払機を仕舞い 車でアパートに帰る

草刈も終えある程度 刈った草もしおしおになったころ いてもたってもいられず小屋を建てる場所の見分に入る

そして新しい道具も揃える

今回は スコップと長靴

基本いままではふつうのアパート暮らしだったために全ての道具はここで新に揃えねばならないので出費がかさむ

今でこそ 土地の中に建物も建ち なんとなく見慣れた景色になているが

何もない草原と木があるのみの土地と言うのはどこに何を建てるかとても悩むものです 平坦な場所がそこしかないとか木がおおくて建てられるスペースが限られているとかなら悩むこともないのですが我が土地は意外と開けていてどこにでも自由に建てることができるのです

しかし時として選択肢が広いことによりなかなか決まらないなんてことがあるものなのです

最初 小屋を建てる場所に悩んだのがこの山側か

反対側のあの川沿いか・・・

最初は川が近いほうが水くみが楽かなーと考えたのだけど意外と川の側は水の音がうるさい

一時的なものならば風流なのだけど それが寝ている夜中も 病気でうなされているときも考えたときにキツイかな?と思ったことと

すでに入植時は季節は秋だったので川沿いの方は前の山の影に入って日当たりが悪いことも判明したので 常時日当たりのよいこちらの山側に建てることに決めました

そのころにはアパートに帰って どのような小屋がよいか頭のなかでシュミレーションしていたので(この作業が一番楽しい) ある程度のサイズとかも決まっていました

ちょうどそんなことを検討しながらアパートでくつろいでいるときに携帯に一本の電話が掛かってきました

そうです

ついに契約が完了して あの土地が晴れて私の物となったのです

其の後 色々書類を書いたりハンコを押したりしたような記憶がありますが

その時に一つだけ思ったことがあります

一応 実印ももっていたのですが 今日は認め印だけで良いということだったので小さいものを一つだけ所持していたのですが

書類に割り印をするときに もう少し大きいハンコのほうがかっこよかったぁ

と思ったのを思い出しました

1000円でそこらへんで買った小さいハンコは迫力がまったくないw

その点 不動産屋さんの使っていたハンコは壱円玉ぐらいの大きさがあって

ずっしりと迫力があってとてもかっこよく見えたものです

私の1000円の小さいハンコでは割り印したとき端っこぐらいしか写ってないんじゃねーか? と不安になるほどでした

大人になったら象牙とは言わないが 良いハンコを一つぐらい所持していると

スマートな 大人な自分を演出することができるやもしれません

そんな訳で今日からは、はれて わたくしも一国一城の主になった訳なのです

ここから踏み出す第一歩

それが今日まで続いてきた道のりの記念すべき なんかアレなんです

そう キツネの面を被った 変態野郎のそういうアレなそれだったのです

結局 何が言いたいのはさっぱり解りませんが 大人になったら良いハンコを一つぐらい持っとけってことですよ

いよいよ 本格的に小屋を建てらえる状況になったのでそこからは頭の中は小屋のことでいっぱいです

使う材料もあらかた決めていて 小屋作りの最初は自分で作るのは不安だった為に プラモみたいに組み立てて建てることのできるジョイパネルというものに着目いたしました

このように規格が決まっているので自分で好きなように組み合わせてお好みのサイズに小屋を作れるという代物

これで一つメインの小屋を建て さらにもう一棟 倉庫として使う計画

何方も 広さてきには1,2坪ぐらいだったでしょうか

大体のサイズが分かったので今日は 小屋を建てる場所の整地をしました

一番上の写真にもある通り 裏山の上がっていく際に立っているので少し上り傾斜だったので先ほど購入した長靴を履き スコップでもって地面を棚田みたいに水平に均す 作業をしました

あと追加で一輪車も買った気がします

今もちょいちょい写っている緑色のアレですね

それと購入するさいに この土地は笹竹がおおく 刈り払機で刈ったとはいえ

山側は竹やりみたいに突き出ていてパンクの恐れがあるので少しお値段はしますがノーパンクタイヤという エアーではなくウレタンの詰まったものを購入しました

ハードな土地ではあんな軟弱なエアータイヤでは役に立ちません

あとはひたすら 山側の土をけづって一輪車にのせ 低い場所へ降ろす作業

地味ですが腰の負担は半端ありません

さすがにこんな泥だらけの作業後は 風呂に入りたくなるものです

もしもテント暮らしだったのならば そうそうに切り上げて近くの温泉にでも入りに行っていたかもしれません

私の場合はアパートから通っていたのでそのアパートで風呂にはいっていましたが・・

もう秋だしさすがに水浴びはきついだろうなぁ

ブログをやっていたらネタとして水浴びしていたかもしれないけどw

なんとなーく 小屋の建てる位置も決まり 地ならしして場所も確保したので

そろそろ小屋の準備が整いつつあります

建材を買いに行くまえに先に軽量ブロックだけは購入しておきました

これなら先に用意だけはしておけますからね

へべく

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