山奥暮らし 過去編4 – 山奥小屋暮らし 三章

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山奥暮らし 過去編4

投稿日:2019年7月4日

草刈も終わり 小屋を建設予定地も地ならしがすみ いよいよ小屋を建てることにしました

とは言ったものの 何をどうすればよいのやらまったくもって解らない

この時の私は まだ何も知らない産まれたばかりのヒナみたいなものなのです

(ずいぶんおっさんくさいヒナだけど)

自前の道具すら何も持っておらず犬小屋すら作ったこともなし

もちろん電気なぞもこの土地にはありません

そんな私がどのように小屋を作るか悩んだ結果が前回書いたジョイパネルという選択肢

これならばほとんど加工がいらず組み立てるだけで小屋を建てることが可能らしいのです

そんな訳でわたしは材料を仕入れに行くため 初めてレンタカーを借りることにしたのです

自分で軽トラでも所持していたら借りる必要もなかったのですが 普通の人は軽トラなんて所持していません

せいぜい自分がちょい乗りする用の乗用車が関の山

前の日に二tトラックを予約してジョイパネルの売っているお店へ

前日に必要な部材は洗い出し終えていたので現地で現物を見ながらの確認

私がこんかい求めていたのはこの1,2坪タイプ

少しアレンジしましたが基本はこれです それを2セット

一つは住むためのメイン小屋に もう一つは荷物を仕舞う為の倉庫用に

今はどうか知りませんが私がこれで小屋を建てたときは屋根のポリカ波板もいれて一棟 5万ぐらいの予算だったと思います

それが二棟分なので10万ぐらいかかったと記憶している

そしてこの時にインパクトドライバーも購入しました

持ち運びの楽なペンタイプの小型の物を買ったのですが(7,2vタイプ)今思うともう少しパワーのあったものにしたほうが良かったと思います

45mm程度の長さのビスなら打ちこめるのですが75mmや90mmになってくるとかなり厳しかったです なので最低でも14.4v以上の物をお勧めします

私が現在使っているのはコレです

アレ?私が買ったときよりも2000円ぐらい値上がりしておるか?

ちゃっかり宣伝して商売上手♡なんて思ったけど値上がりしているのは何とも言えん

お店で店員さんを捕まえ さきほどの1,2坪タイプを二棟分欲しいと伝える

その時に他に何か必要なものがないか聞いたらビスがあったほうが良いということなので進められた45mm と75mmの二箱を追加し それとは別に

6fのポリカ波板を5枚ほど買ったと思います

屋根材はらないと雨ふったら雨漏りしてしまいますからね

因みにこの波板5枚はメイン小屋の分だけで倉庫の分は帰ってきて地元のホームセンターでトタン屋根を買いました

全部の材料をフォークリフトでレンタルトラックに積み込んでもらいました

二棟分あったのでかなりの量になった

それを前日から練習していた南京結びでなんとか固定を

始めて自分で結わえたので道中は解けてはしまわないかとても不安でした

荷物を一杯積んだ状態なので 左車線を安全運転でゆっくりと帰りましたが

そういえば店員さんが一つ気になることを言っておりました

ジョイパネはそれ専用に作られいるので組み立て建てることが可能なのですが

上の図でいうとこの床につかっている⑨床板3x6板 24mm厚

というこいつに関しては多少加工が必要とのこと

もちろん土台の2x4材も切る作業はあるのですがアレに関しては手で切ってもそれほどの労力ではありません

しかしさすがに24厚の合板を縦に1820mmも手ノコで切るのはとても骨が折れました

まだこの当時は入植直後の為に発電機などもなくそもそも丸ノコも持っていませんでしたし

あったのは 手ノコとインパクトドライバー とんかち ぐらいなものです

小屋暮らしは落ち着けば生活費を押さえて生活していけますが

どうしては最初は色々と物入り

小屋費用や道具をそろえるとなかなかの出費になると思います

私の場合は 小屋(倉庫もあわせて二棟分)10万

工具 15000円(インパクトドライバー かなづち)といったところでしょうか

そのほかにもかなり後になりますが発電機や丸ノコ トリマー チェンソーなどなど工具類はどんどん増えていきましたからね

まぁ小屋作り当初は それぐらいでした

なんとか 材料をつんだトラックが敷地に着いたのでまずはそれを降ろす作業からになります

庭について思ったのですが 資材を保管しておく場所がいがいと難儀しました

なんせあたり一面 草だらけでただの雑草地帯でしたからね

運が良かったのはそれから数日は雨が降らなかったことでしょうか

結局 資材はトラックから降ろしやすい場所に適当に草の上に下ろしておしまいでした

まずは早急にトラック返却することが第一

すぐさま返しにいき自分の車で戻ってきましたがこの日はそれだけでお疲れモードで 草の上に適当に下ろしたものにブルーシートだけ掛けて試合終了

本格的な小屋作りは明日からにしようと思いました

そして次の日

今日も天気は良いのでいまのうちで出来ることまで小屋作りを進めていきたいところです

まずは小屋一棟分の材料をより分けて土台作りからになります

前から地均しをしてブロックは置いてあったので今度はそれをきちんと水平をだして要所に配列する作業から

始めはこの絵で見るところの⑩からになると思います

正確にはこの略図はすこしおかしいことが解ると思います

①の壁は横幅一枚600mmですそれが4枚なので2400mmになるのですが床に買ってきた24mmの板は900mmx3枚なのでどうしても半端がでることになります

2700-2400なので一枚だけ300mmほど手のこで縦にカットしたのですがびっくりするぐらい大変でした

どうせ後で発電機やら丸ノコを購入することになったので始めから購入しておけばよかったです・・・

床のサイズに合わせて四隅にブロックを敷き900mmの繋ぎの下にもブロックを入れていく

少し間隔は違いますが絵のように手前は4つほどブロックが入るのですが

これを全て水平に合わせるのがなかなか難しかったです

因みにですが 私が今住んでいる 現在作り始めているこの小屋は土の上に軽量ブロックをただ置いただけの仕様です

小屋を建てる前になんか色々 作り方を調べたのですが凍結深度がどうとかベタ基礎がどうとか色々ありましたが そんなものはクソ食らえです

チープな小屋にそんなもん必要あるか!

傾いたらジャッキで上げて直せば良いんじゃい!!

との考えだったので いまだにその精神は残っております

実際に作ってからそろそろ7年になりますが 今の所とくに何の問題もなく小屋は建っております

これが事実ですが 意外とみんなかなりしっかり基礎はやっているみたいですね

わたし めんどくさがり屋さんなのであまり手間をかけませんでした

早く小屋を建ててしまいたってのもあったのですが

それでもこの基礎だけで床を張り終わった段階で一日を要しました

それだけ土台作りは大変なものです

それこそ 穴を掘って生コン流してとかだと相当 時間もお金もかかると思います

なので私はそこは全カットで コストと時間を抑えての作業です

結局その日は 床だけで終わってしまったので次の日に続きの作業を

今日も朝から晴れでした

そして床が完成してしまえば あとは組み立てるだけのジョイパネル

恐ろしいほどのスピードでガンガン組み上がっていきました

最初の角だけ固定するまで押さえながらながらだったので少し大変でしたが

角が決まれば超楽勝モード

図面どおりに(上の絵のこと)やっつけていくだけ

その日 一日で屋根の波板も含め 小屋が完成してしまいました

都合 二日で小屋ができた計算になります

実際は左側にはめ殺しの窓を付ける予定だったので少し材料は替えましたが

その窓が開きっぱなしなだけで 小屋自体は完成です

それからは 材料がもう一棟分あるので 後日 雨が降るまえに倉庫をこれまた二日で同じように建てることができました

その間にプラの板を買ってきてはめ殺しの窓に張ったり

出来上がった小屋の内部に入ると 「うわー もうここに住めるじゃんw」

と異様にテンションが上がったのを覚えています

たしか土地の契約が終わったのが10月頃だった気がします

それから小屋作りだったので 雪が降る前に終わらせてしまいたいというのもありジョイパネによる突貫作業

10月の半ばにはこのように一応ではりますが住める?様な状態にもってくることができました

折角小屋が完成したのだから今日はここに泊まってみよう

幸い アパートに戻れば寝具一式はあります

一度戻って布団や 災害時用の扇風機やLEDが一体になったハンディタイプの物を持ち込み始めてのお泊り会

このブログで色々書いているので大体は分かるとは思いますがこの土地は10月も後半になると朝夕は相当に寒くなります

その日泊まりこんで こいつはストーブが早急に必要だと思ったので現在も現役のtoyotomiのストーブをいっちょう買いました

現在は薪ストーブを使っておりますがそれを導入したのはもう少し後のことです

何分 入植時はやることが色々あるために薪ストーブは後回しでした

一晩 何もない空っぽの小屋に寝泊まりしてまずこれが必要だなと思ったものが棚です

今の所 布団以外大したものもないので床に並べていますがこれではすぐに歩く場所もなくなってしまいそうです

薪ストーブ見送りも 現在の状況でストーブを置いておくスペースが確保できないってのもありました

軽トラの荷台よりは少し広いとはいえ1,2坪の小屋

正確には外側で1800mmx2400mm しかないのです

これでは布団を敷いただけでほとんど終わってしまう広さ

そのためにまずは棚が必要だ!

幸いとてもよい棚になりそうなものを見つけました

それは床に使った24mm厚の合板の余りです

前回 一枚を300mmでカットしたと話したと思います

幅300mmの縦が1800mm あるのです

厚くて手で切るのは難儀しましたが棚には頑丈でもってこいです

それが二枚あります (倉庫も同じく余りがでたので・・・)

本日はこれを使って棚を作ることを決めました

何もない小屋の中を見回して どこに棚をつけたらよいのか検討

入り口入って左側ははめ殺しの明り窓があるので却下

そうなると残りは入り口入って正面か右側の2択

右側は後々 部屋を追加しるかもしれないと考えたので消去法で入り口の反対側の壁に300mmx1800mmの二段の棚を付けることにしました

部屋が狭いのでこの棚の割合はなかなかの物です

一段目は床から1000mmぐらいで二段目は1500mmの高さでしょうか

天井は片流れで入り口のほうが高く奥に向かって下がっています

棚のある奥は天井まで1850mmぐらいしかありません

なので上の棚から天井までも300mmぐらいでしょうか

ただ 長さが1800mmもあるのでかなりの収納力があります

現在も食料や調味料 小物の引き出しなどを乗せております

これで棚が完成したのですが 次に欲しいと思ったものが流し台です

ここで生活をしていくのであれば簡易的でもキッチンや流しは不可欠!

そこで近くのホームセンターに行って 一番安い流し台を購入してまいりました

ステンレス製のではなくプラスチックのようなものでできた5000円前後のものを


これと同系統のものですね

これを近くのホムセンで仕入れてきたのですが設置してみると意外と低いです

なので400mmほどエンビパイプで足を足して使いやすい高さに加工しました

悩んだのがやはり設置場所ですよね

流しは排水の関係もあり一度設置したら変更するのはけっこう大変かもしれません(やる気になればいくらでも動かせるけど)

結局 棚を付けた壁側がまだ空きがあるのでそこに付けることに

壁の一部にドリルで穴を開けて排水の為の管を通しました

このジョイパネルで作った小屋ですが 私は費用節約のために内壁を貼る気はまったくありませんでした

なので寒い場所にも関わらず壁一枚なのはあれですが このような加工するのには一枚だけの壁なのはとても楽です

内壁張ると 狭い室内がよけい狭くなりますしね・・・

流し台を設置したのは良いのですが今度は水道的なものが必要になります

もちろんそんな設備ないので おのずと流しの上にタンクを置いて使うことになります

その為の棚を上に作り 20L用のコックの付いたタンクが置けるようにしました

中に入れる水は敷地の隣に流れている川から汲んできたものを使用しております

主に食器の洗い物や手洗い歯磨きなどに使っています

飲み水に関しては近くの湧き水から汲んできたものを

流し台が出来たということは今度は調理台が必要になりますね

ちょうど洋服などを収納するものがほしかったのでよくホムセンにうっている

3段の衣装ケースを購入してきて その上に現在は使い道のないアパートから持ってきた電子レンジをのせ更にその上にコンパネでできた板を乗せただけだけの簡易的な調理台も完成

包丁や鍋 フライパンなどの調理器具は壁のそこいら辺に適当にビスを打って

吊り下げる方式を採用

もしも吊る場所がたりなくなれば好きな場所にビスを追加するだけという単純明快な仕様です

解りやすいように簡単な 絵をかいてみたw

イメージはこんなんです

なんでこんな左上に寄せて書いたのかは今後増築して増えていくので

その分のスペースを開けてかいたのでカンベンしてちょー

ついでなので二段 棚の様子もちょいと載せてみたよ

かなりゴチャゴチャだけど 調味料や食材なんかが多いかなぁ

左に見切れているのが流し台です その上にはタンクもうかがえますね

この辺りからもう住めるような状況になってきたのでアパートにあった荷物は

倉庫に移動して必要のなくなったアパートは解約することになりました

時はすでに11月 アパートを借りて(土地を探し始めて)半年が経ったころだと思います

今後はより生活のしやすい環境を求めて少しづつ周りが整っていくことでしょう

つづく

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