山奥暮らし 過去編9 – 山奥小屋暮らし 三章

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山奥暮らし 過去編9

投稿日:2019年7月16日

体を洗うということに関しては 小型のビニールハウスを活用することで

解決することが出来たのですが やはり暖かい風呂で肩まで浸かりたいという欲求は抑えられませんでした

棺桶はもうこりごりだし他になにか良いものはないだろうかと考えた末思いついたのははやりというか定番というのか王道か

アレしかないでしょう

そう! ドラム缶風呂です!!

なぜにこれほどまでにドラム缶風呂が 王道になっているのかといえばコスパが最高だからに尽きるでしょう

直火で温められる上に 水を入れることができる

一つの規格で風呂桶と風呂釜の二つの役割を果たすことが可能だからです

尚且つ 値段も安い

さっそく私はホームセンターをめぐり ドラム缶を扱っているお店を見つけることが出来ました

都市伝説によると スタンドとかでタダで貰えるなんて与太話もございましたが

ほら・・・私ってアレじゃないですか・・・

人見知りっていうか 交渉事が苦手なのでお金で解決する方を選びました

お店のは 売り物だから状態もよいし中に入っていた液体を洗う手間もないですからね

お店にはちょうど フタの外れた これぞまさしくドラム缶風呂ってものが

4500円ていどで置いてありました(200ℓ)

ホームセンターによっては 加工室が備わっていてそのお店で購入したものであれば色々な道具を使わせてもらえる場所もあります

その加工室を使って ドリルで底ではなく下の方(底から5cmぐらい上)に

一か所 穴を開けておきました

通常 ドラム缶風呂につかうものは満タンで200ℓの水が入ります

さすがに満タンまではいれないとしても150ℓにしたって重さにすると150kg+本体になるために傾けて排水することは不可能そうだしよしんばできてもかなり危険な気がしたので下部に排水用のコックをつけることにしたからです

桶で汲みだすのも多分大変でしょうからね

お店でほどよいものを見繕い 自分の車に強引にドラム缶を積み込み庭で排水弁を取り付けてドラム缶風呂の完成です

庭に軽量ブロックも何個か転がっていたのでこいつらさえあればいつでもドラム缶風呂は沸かすことができそうです

問題はどこに設置するか

普通に考えれば 川沿いに置くのが妥当でしょう

ただ ドラム缶だけを ポツンと置いとくだけではイベントで一回っぽきりならよいですがそこで生活していくために使うとなれば何かで囲いを作ったほうが良いと思ったのです

しかし 囲いを作るとなるとかなり予算が必要になりそうな気がします

なるべくコストを抑えたい私はビニールハウスを利用してみようと考えました

ちょうどセールがやっていて6畳ほどのビニールハウスが一式セットで2万円で売っておりました

それを購入して説明書をよみながら 川沿いに骨組みを組み上げていったのです

天井は煙がぬけるように一部 穴をあけて温室内にブロックを設置しその上にドラム缶を乗せました

あとは洗い場が欲しかったので追加で モルタルを練るためにつかう船とよばれる四角い桶のようなものを買いました

けっこう大きなタイプで 実物は車輪小屋の床をモルタルで固めるときにつかったアレです

これでほとんど風呂小屋は完成したのですが実はもう一つ欲しいものがありました しかし普通のお店ではあつかっていない商品の為に アマゾンで取り寄せることに 


これですね

これだけの値段がするのでとても悩みましたが この手押しのポンプにすごい憧れがあったのです

近くに川も有るためその川の水をドラム缶に汲み上げるときにあったらすごい便利じゃないかと考えたのです

このころはまだ山小屋暮らしに理想を求めていたので ポンプをキコキコしたいw という気持ちが強すぎたのでしょう

実際は 最初の何回かは使ったものの 両手にバケツを持ってジャッキーチェンみたいに川から汲んで直でドラム缶に流し込んだほうが早えことが発覚してそれ以降は気分が乗ったときぐらいしかポンプを使うことはありませんでした・・・

結局 この川沿いに作った風呂小屋モドキも使ったのは1年ぐらいでそのあと少し経って解体してしまいましたが

解体後はポンプもヒザに矢を受けてしまって引退し倉庫でずっと眠っておりましたが

何年後かにツリーハウスを作ることになり 現在はそのツリーハウスの水道の一部にインテリアの様に活用させています

その様子は ツリーハウス関連の記事をみたらどこかしらに乗っているとおもいますけどw

初期の頃は 夢見がちな乙女のような理想を抱いていたので今思うとけっこう無駄な出費も有った気がします 手押しポンプなんていらんだろうw

そして生活を続けていると解かってくることがあるんですが 毎回風呂を沸かすというのはとても面倒な作業です

ドラム缶風呂を沸かすには気候にもよりますが1時間30分~2時間ぐらいかかるのです 薪も大量に必要です

そうなると よっぽど風呂が好きなんだというこだわりでもない限り

最終的には バケツ一杯ていどでシャワーで済ますというのが落としどころになってくると思います

風呂は気が向いたときに使う程度になってきます

夏場は あまり熱い風呂に入る気が起きないのでやはり寒い冬場になると

たまに無償に入りたくなるのです

そんな時には 好きな場所にドラム缶風呂を設置して雪を楽しみながらの

雪見風呂などを酒でもキューっと飲みながらやるのが一番良い活用方法なんではないかなーなんて

そんなことの積み重ねが小屋暮らしを楽しいと思わせるのかもしれませんね

楽しいと思うからそこ 続けていける

この気持ちは6年経ったいまでも変わることがありません

なんだかんだ言っても やっぱり私は小屋暮らしが好きなんだと思います

さてと・・・長々と過去編を書いてきましたがこんな辺りでだいたい端折った部分は話し終えただろうか

これの続きは 旧旧ブログあたりに書いたような気がしておりますゆえ

今は心当たりもないですが また何か思い出したことがあれば書くことがあるかもしれません 一応これにて過去編は 幕を下ろそうと思います

私の 回想にお付き合い感謝です


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