変わる地形 – 山奥小屋暮らし　三章

近況を書くのもよろしいが潜伏している間におきた出来事なども織り交ぜながら日記を上げることにしよう

まずは休んでいる間に大きな出来事がありましたね

19号からの大雨です

当日私はこの小屋にいて中に籠っていたのですがいきなりスマホに例の緊急アラートが鳴りびっくりして確認してみるとこのエリア一帯に避難を促すメールが送信されてきました　それが何度も何度も続くのでこれはいよいよやべーんじゃないかと思い　指定の避難所へ逃げ込むことにしました

私の土地は小さいながらも隣接した場所に川は流れているし小屋の裏は急ってほどではないけど斜面になっているし危険な条件が揃っておりますゆえ

避難所は一度も行ったことがないのですが体育館の様な場所だと冷え込むだろうと思い　最近キャンプにハマっていた私は一しきり装備が整っているのでマットや寝袋を持参して避難所へ向かいました　シングルバーナーやガス缶　飯盒　パスタなどの少々の食料と調理器具も一緒に

どのぐらい滞在するかは未知数でしたが自分でなんとかできそうなものは自分で何とかするのが基本だと考えているので一応ね

普段このような生活を送っているので危機管理能力は平和ボケしていません

避難所では毛布などを配布しておりましたが私は自前の寝袋があるので辞退しました　

出てくるときに川の様子をちょろっと見てきたのですが今まで（7年）暮らしてきた中で一番水位が高くなっていました　その後は避難してしまったのでどれぐらいまで水嵩が増えたのか確認できませんでしたけど

翌朝には台風も通り過ぎたみたいなので一晩の避難で済みました　帰ってみると裏山の土砂崩れもなく川も氾濫した様子はなく一安心しました

夜半には雨もやんだようで帰ることには川の水も大分引いていたようですが草の倒され具合などから大体どのぐらいまで水位が上がったのかは把握することができました

私の土地から川に降りるのに自前で3段の階段を作ってあるのですがどうやらそれの二段目ぐらいまで水位があがった模様　後３０ｃｍも上がれば川沿いにある涼み小屋の辺りが浸水し始めるかもしれませんがこの川であと３０ｃｍも上がる用ならその下流はかなりやべーとこになっていると思いますがまぁこの辺りは決壊したという話しはききませんでした

しかし今までで最大の水位だった為に川沿いに置いてあったシイタケの原木がすべて流されてしまっていました・・・

いままでどんなに水位が増えても流されることがなかった原木がきれいさっぱり消えていたのでやはり記録更新の水量だったのでしょう

もちろん第一　第二冷蔵庫も被害に

まぁ第二の中州の冷蔵庫には何も入れてなかったので問題ありませんがメインの第一冷蔵庫は破壊されていました