ボブスレー風呂 発進! – 山奥小屋暮らし 三章

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ボブスレー風呂 発進!

投稿日:2020年2月7日

さて ちょい前に風呂桶を作ったのだが材料を買い出しにいってきたのでサクっと完成させてしまおう

購入してきたのは このエンビ管の付属

エンビ管の半端はあったのでそのサイズにあうこんなものを入手してきた

何に使うのかと言えば 風呂桶の排水用にね 水抜くの毎回バケツで汲みだすのもかったるいので

組み合わせるとこのようになる そんでは加工していくか

まずは穴のサイズを測る これが入る程度の大きさで開けねばなるまい

ホルソーがほぼ同径だったので すこしグリグリふかしながらあけることにしよう そしてこれ鉄鋼用であまり深くは開かないので表裏から開ければ9mmの合板なら貫通できるだろう

このタイプはインパクトには合わないのだが このようなものを使うことでインパクトでも使うことが可能になる 沢山使うなら発電機回して電動ドリルを使ったほうが良いが 一か所とかちょいと穴あける程度ならこっちのほうが楽だ

組み合わせるとこうなる これつかえば色々なサイズのドリルをセットすることが可能ではあるが 穴あけには本来あまりインパクトは使わないほうがいいかもしれない 今回は木で柔らかいからさほど負荷はかからないと思うけど

このように側面に開けた 邪魔にならないように体が当たらない部分につける

表から差し込んでみる うむ ちゃんと入るね

そしたら内側にコーキングを一回り塗っといて水漏れしないようにしておく

あとは両サイドから付属をねじ込んできっちり絞めこんでおく

これでコーキングが乾いたら少しぐらい触った程度なら外れることもないだろう

外でこのように栓をぶっ刺すことで止水可能

もう少し短くしても良いかもしれないね あとで切っておこう

あとはこんなものも買ってきたよ 一枚200円のやっすいプラダン

最初はプチプチにしようかと思っていたがこちらの方が張りやすそうにみえたので変更した

サイズを測りカッターでカット 空気がもれないように上下にテープを張っておく この方が断熱効果が高まると思うので

それを風呂桶の側面に張れば完成! これでかなり断熱効果が高まったのではなかろうか しらんけどw

では早速実践投入といくか

ドラム缶を薪ストーブの上にセットしーの

近くに風呂桶を運び込んだ 

むむむ! ドラム缶の排水の位置が微妙にまだ低いな できれば風呂桶の縁よりも高くしたいのだ

そこで薪ストーブの下にもう一段コンクリブロックを入れて嵩上げした

うむ これで縁よりの高くなったな

今回の追い焚き機能はこのドラム缶をそのまま使う

まずはいつものようにドラム缶によりお湯を温める

其の後 排水コックを開けて風呂桶に流し込む ぬるくなってきたら風呂桶のお湯をバケツで掬い ドラム缶に戻す するとドラム缶に残ていた熱いお湯が押し出され風呂桶にもどってくるという仕組みだ

新に作るのでなく 元からあったものを使って追い焚きをすることにした

ちょいと風呂桶まで距離が離れているのでホースを追加して伸ばしておく

もうここは火もあたらないし お湯さえおくれれば何でもよい

そして風呂桶の縁にはこんな段差を付けておいた

これが一番低い位置

中段

そして上段! このように口元の高さを変えることでコックを開けっ放しでも追い焚きの熱いお湯を調整することが可能なのだ

たぶん上段にあげておけば ドラム缶の中には40L分ぐらいのお湯が残るようになっている それは常時 火に掛かられているのでけっこう温度が高いお湯になっていることだろう

風呂がぬるくなってきたらバケツで掬ってお湯を減らし このホースの口元を下げて暑いドラム缶に残ったお湯を補充するのだ

そして風呂から掬ったバケツのお湯をドラム缶の上から入れて補充して回す仕組みだ どうだ 完璧ではなかろうかw

そういうことで 火をいれていくぞぃ

お湯の量は前回 計算してあるのでこの辺りまで入れておく

本来なら2目盛りまでなのだが 少し少な目でもよかんべし

これで大体135Lぐらいかのう?

上から熱が逃げていかないようにちゃんとフタもしておく

これが我が風呂の全容だ ドラム缶でお湯をわかし風呂桶へと移してそちらにはいる このドラム缶は追い焚き機能も兼ねているのだ

前面より裏のほうが温かいので裏に回り込み 見張り番

エントツのここ 熱いのでそこに飲み物でもあたたっめながら見守る

薪ストーブをつかっているので火の管理は凄い楽だ エントツのおかげで煙くもない お茶でののみながらのんびり待とう 

やはり2時間ぐらい沸くまでにかかりました

そして入れる温度になったようなのでいざ 解放してみよう!

コックを開けてお湯を流し込む

手を当ててみる おほーw いい湯じゃのう

開幕は少し熱めにしておく 最初は風呂桶なども冷えているのでたぶんだが2~3度は下がると思われるので

7割ぐらい入ったところでいちど栓を止めて 服をぬぎぬぎ いざまいらん!

おふぅ あったかい!

体勢も楽でこれなら長く入っていられそうだ

ただ一つだけ誤算があり 思いのほかお湯の量が少なくて済んだこと

バケツにして3杯分は減らしてもよさそうだ あふれてしまうので25L分ぐらいは捨ててしまった あまり多いと追い焚き機能がうまく回せないからだ

しかしちゃんとあんなに計算したのにこんなにズレが出るとは・・・

結果的にみると110Lほどのお湯があればちょうどよいことが判明した

沸かす水量が減れば減るほど焚く時間が短縮されるので良い傾向だ

110Lでよいのならば1:30分間ぐらいで沸くかもしれないね

お湯の量がおおすぎて上段にセットしていても止まらない 

風呂桶の湯量がこれぐらいで ホースが上段にあるときにちょうど止まるぐらいがベストの割合

これぬるくなってきたらバケツで汲みだし ホースを一段下げて熱いお湯をだし

バケツのお湯をドラム缶に戻す 

プラダンを巻いたおかげかこの風呂桶の形状が良いのか意外と放熱が少ないみたいで思ったよりもお湯が冷めない 10分ぐらいならそのままの温度で入っていられるぐらいだ  そして下から炙られているわけじゃないので足が熱くならないのもよいw

風呂としてはかなり向上したような気がする

ストーブの中は熾火状態 これでもドラム缶のお湯はどんどん熱くなっていく

ドラム缶風呂だと 冷たい水をいれて調節するしかなかったが今回の方式なら

ホースの上げ下げで追い炊きのお湯を調整可能なので 自分のタイミングで温度変更が可能になった

 あと1度上げたいなとかの微調整すら可能だ

風呂から上がり せっかく沸かして一回だけではもったいないので夜にもう一度はいってみようと思う

風呂のお湯をバケツでドラム缶に戻して 薪を3本ぐらい追加してストーブのフタを閉めておく これだけ熾火が安定しているなら新しい薪もいれたことだし3時間ぐらいは お湯も冷めないで維持することができるであろう

そして夜になった もうすっかり体の方は冷めたので再び風呂で温まることにした おほーw お湯の温度もばっちり維持されているな なんなら少し熱いぐらいだ 水を入れて温度を調整しておく 上をみると今晩は雲一つなく 星空が広がっていた まさに露天風呂日和だね

ランタンと星明りだけを頼りに 露天風呂に入る

これはたまらんw

一人用の風呂としてはほぼ完ぺきの出来ではなかろうか

これならばどこかに常設してしまっても良いきがしてきた

現状は このままでは雨ざらしになってしまうので東屋のような壁のない屋根だけの風呂小屋のような物を造ってしまうのも有りの気がする

薪ストーブとドラム缶を そのまま置いとけるようにできればとても使いやすくなるだろう ホースをのばせば 沸かすのは小屋内部で風呂桶だけ外にだして露天を楽しむということも可能だろう

今後の課題がみつかったような気がした

とりあえず今日は 思いのほか入り心地のよい風呂を堪能することにしよう

あー 星空が綺麗だな


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  1. 愛読者 より:

    アイディアすばら!
    知恵と工夫の塊だー
    いろんな小屋風呂を見たけど最優秀なのは間違いないです
    ドラム缶からのパイプのコックは飴ちゃん君さんの眷属?

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暇を持て余しているので神々の遊びごっこをしている低級キツネ 普段何をしているのかは日記を読めばいいじゃない

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