神の腰掛け 詣りましょう – 山奥小屋暮らし 三章

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神の腰掛け 詣りましょう

投稿日:2020年4月4日

注:この記事はテラスが潰れる前に書いた記事なので時間軸がズレています

いつものように 散歩をしていたら 大きな猿の腰掛を見つけた

実は前々から見つけてはいたのだがけっこう高い場所なので 

「あー・・・今日も元気に付いてるなぁ

大きく肥えてきたしそろそろ取り時かもしれん」

そんなわけで 暖かくなり下草が伸びて入りずらくなる前に収穫することにしたのである

逆光で見ずらいが かなり大きな物が何個か同じ木に生えておる

サルノコシカケ自体は珍しいものではないがこのサイズぐらいになってくるとワシのテンションが上がる!

なんか漢方とかにもあるとかないとか聞くが 中国の事なので話半分にしておこう とくに食べる気もないし

一度 我が家に帰ってきて 取るための道具をそろえることにした

できれば6尺の脚立がほしいが 運ぶの大変そうなので3尺で妥協する

梯子のように伸ばせば最初の枝ぐらいまではなんとか登れるだろう 

きのこが生えるぐらいなので あの木はもう全体的に腐れている きっと新しい芽も今後は生えることはないだろう

そんな状態なので 強度はあまり信用できない なるべく枝の元に体重をかけて取ることにしよう

木の元にいくまでに 茨がけっこう厄介

我が敷地もそうなのだがむやみに笹竹を刈り取って切り開いてしまうのも考え物だ 笹竹が支配しているときは 他の植物はほとんど生えることができないが

ひとたび 刈り取ってしまうとその時はすっきりして良いがその後にはもっと厄介な茨が蔓延り始めるのだ 最上位の竹が衰退したことにより 継承第二位の茨がここぞとばかりに勢いを増す

どちらが厄介かといえば 確実に茨だ

竹林は 気合があれば割ってはいっていけるが茨の中へは入っていくとこができない 刈り取るのも鎌などの手作業では 一日何回トゲにやられるか数えるのもうんざりするほどだろう

なので笹竹などはへたに 刈りこまないほうが良いゾ

もしもやるなら根こそぎだ 砂利やアスファルトで完全に密閉してしまうか

細目に草刈して茨が大きく成長しないように管理しなければならない

おっと話が脱線してしまったか

上の写真は 木に登ったところだ 右のやつはすでに切り離した所

右のやつはどうしような悩んでいるのだが 編にツタが絡んでいてもぎ取りずらいので諦めることにした

剥がすときは下から突き上げるように上に押し上げると人力でもなんとか剥がせる 逆に上からの過重にはなかなかの強度があって剥がせなかった

この強度なら猿が腰掛けてもまったく問題なさそうだw

だれが名前つけたかしらんがよいネーミングセンスだと思うよ

猿のこしかけ

中型のもあったのだが 今回は大きいの1個だけにしとくことにした

高い所についていたので 危険をおかしてまで取ることもあるまい


サイズはこんなもんだ なかなかの大きさだ

剥がしたほうは 木の曲面と同じように丸くえぐれている

インテリアに良さそうなので採ってきたのだが もしかしたらこのまま飾ると腐ったりするかもしれないから防腐剤を塗ることにする

きのこがカビるかしうらんけど こいつ菌糸ってよりも木材にちないのでカビそうだ

そーれ ペタペタ ハケをつかっていつもの防腐剤をぬりぬり

まだ虫が湧く前なので 裏側も比較的 虫食いなく綺麗だ

しかし スポンジみたいで ぬってもぬっても ぐいぐい水分を吸収してゆく

おかげで余るとおもっていたのに全部 吸われてしまった

さて こいつをどこに飾ろうかしら?

実はとる前から決めていたんだよね あそこ以外なくね?って

ここだZE!

ツリーハウスの内部を貫いている 幹だ

木の太さ自体もそれほど変わらずサイズが合うとおもったのだ

場所はこのあたりが良いかなぁ

壱の鳥居のすぐ側

この木の上のほうに祠があるのだが 参詣するなら この壱の⛩をくぐって向かうことになるだろう その前に このコシカケに文字通り腰掛けて一休みしてから参詣に向かうがよろしいか

この上に乗ることで地場が横へと変化してお詣り可能になるとかならないとか

固定したいのだが けっこう大きく重いので最初はビスで支えてやらんとダメやもしれん ということで二本ほど軽く打ち込んでおく

きのこにはがっつり ボンドを でもこのままでは剥がれておちちゃう

そこでボンドが乾くまではこのように銅線で縛って固定をw

2~3日ほっとけばきっとくっつくじゃろうて

カウンター内から見た様子

怪しさがさらに増してしまった

こんな場所に おおきな 猿のコシカケが!!

神様もここに腰掛けて過ごすとか過ごさないとか

中サイズのも取ってきて鏡餅みたいに段々にしてもよかったやもしれんw

またツリーハウス内に名物が一つ増えてしまったのでした

めでたし めでたし 



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執筆者:


  1. モーモ より:

    いつも楽しく読んでます。
    大きなキノコだったのでもしかしたらキノコ神のタタリだったのかも知れませんね。

  2. 愛読者 より:

    うーん どうしても ツリーハウスと ツリーテラスを あきらめられない
    あのバカでかい掛り木をなんとかできないものでしょうか・・
    でも空中に浮いている巨木だもんね
    キケンが危なすぐるわー

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暇を持て余しているので神々の遊びごっこをしている低級キツネ 普段何をしているのかは日記を読めばいいじゃない

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