ツリーテラスの屋根撤去 – 山奥小屋暮らし 三章

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ツリーテラスの屋根撤去

投稿日:2020年4月9日

まだ1割ぐらい夢ではないかと疑っているのだけどもしも夢の中だったとしても片づけはやらないと前に進まない気がするので本日 ぶっつぶれたツリーテラスの屋根を解体してしまうことに決めた

あの美しかった九角形の屋根はもはや見る影もない

上に上がる前に いったいどのようにこの木が倒れたのか調べるために裏山にあがり上から確かめることから始めた

近くから伺ってみると根本が土ごとごっそり持っていかれている

生きている木なので途中から折れたのではなく根っこごと倒れたようだ

ここはけっこう急な斜面なので雨などで土が多少持っていかれて地盤が弱くなっていたのかもしれない そこにむっちゃ風の強い日がきて許容範囲をこえたのだろう 

もしも前日に点検していたとしても問題なしの太鼓判を押したにちがいない

そして記者会見で まさかあの木が倒れると思わなかった

想定外だったと釈明するだろう 

こっちから見るとなかなか良い角度だ 身軽な人なら歩いてテラスまで渡っていけそう

軽く乗ってみる

もうガッチリ嵌っているようでビクともしない

まぁこの木 相当太いし もはやキツネ一匹のったところで影響はまずないだろう

上っていくとおもったより高いので危ないから途中で引き返す

大体の状況は把握したので上にあがってみるか

ウム 思いっきり潰れとる

しかし直撃したのは屋根だけで土台の方はそれほど影響はないようだ

(本当はそこそこ影響あった 後で述べる)

橋を渡ることが可能そうだったのでテラスに渡り 真下から観察する

ばっこり割れて空がこんにちわ

手前の屋根はほぼ壊れ手すりの近くまで垂れさがってしまっていた

もう屋根としての機能は果たしていないので撤去しておこう このまま放置しとくとまた風強い日に飛んでしまって危険な気がする

まだ繋がっている部分のビスなどを抜いてグイグイ引っ張り引きずり下ろす

どっかが手すりの一部に引っ掛かったらしくこれ以上落ちていかない

それほどの重量ではないとおもうが直で手で落とすと危ない気がするので

長い棒を使い離れた場所から突いて落とす

無事に下へと落ちていった

他のも落としてしまうと下で重なって回収が大変になると思うので

1パーツを落とすたびに下におり平な庭先に運んでおく

運んだものは 沢山のビスなどが付いたままなのでインパクトをつかって全て外していく

クギやビスが出たままで放置しとくと足で踏み抜いてケガする恐れがあるから

面倒でも今すべて外してしまう

それを何回も繰り返して 少しづつ解体した

苦労して作ったものを解体するのはなんか悲しい気持ちになる

大量のビスが出るので フライパンへ確保しておく 半分ぐらいはへし折れたり曲がってしまって使えないが残りは使えそうなので何かに活用するか

この食器棚も もう使うことがないと思うので外してしまった

ガラスが使われているので割れてしまう前に回収だ

テーブルに関しては下に運んでも使い道がないので上に残しておく

イスは他でも使えるので下ろした

ここでは屋根がなくなったせいで 雨や日光をモロにうけて劣化が早いのでもしもイスが必要ならば 折りたためるアウトドア用の物を使うことにする

なんとか屋根をきれいさっぱり解体することが出来た

重い木が寄りかかっているために10cmぐらい手前にずれた

ズレたというよりもしなって曲がっているというのか

おかげさまで床が水平でなく 斜面下側に傾いてしまった

滑り落ちるほどではないが 傾いているのが体感ではっきりわかる

振れ止めとして右の木から支えを取っていたのだがそこは外れてしまっている

そりゃ10cmもズレたらはずれてしまうよな

しかし土台の方はほとんど無傷なので上に乗る分にはそれほど問題なさそうだ

掛け橋もすこし歪んでいる

現状渡れなくはないが 微妙に危険かもしれない

手すりが両側に付いているので それに捕まりながら渡れば大丈夫そうなので

床が傾いていて屋根が無いことを気にしなければ まだこのテラスは使うことはできそうだ

もしも倒れることがあったとしても いきなりは倒れないだろう

かならず前兆があるはずだ ミシミシ音がするとか やんわり傾いてくるとか

なのでその前兆が出てから避難しても間に合いそうな気がするが当分はテラスは使わないことにする

まぁ ツリーハウスのほうが生き残っているのであっちだけでも問題はない

一見すると不幸な事故のように思われるが 私はけっこう前向きに考えるタイプだ 

まず 私自身まったくケガをしていない

しかも倒れた木ががっしりひっかかったおかげで屋根だけですんだ

これが少しズレていて土台ごと潰されていたら全損にちかい潰れ方をしていたことだろう

屋根はなくなってしまったが あたらしいオブジェとして愛でていくぐらいのポジティブな思考のほうが良い

けっこう太くて がっちり掛かってしまっているので素人では掛かり木を解体することは不可能そうなのでさわらないでおこう ただ先のほうは切れそうなので後で短くするつもりだ

見た目のインパクトほど被害はなくて良かった

今後 使う使わないは自己責任だ

別に お店として他人を招くわけでもないし 私が今まで通り一人で楽しむものなので特に問題はない

土台がどれぐらいまで持つかわからないが それまでは利用していこうかな


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  1. 与謝野 より:

    完成の頃の雄姿が偲ばれます。残念。
    ほんとうにきれいな屋根でしたもんね。
    仙人さんってすごいなあと思ったものです。
    そして今のポジティブさ、さすがですね。
    今後も生活を楽しんでください。
    読者は更新を楽しみにしていますので~。

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