妖怪ポスト – 山奥小屋暮らし 三章

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妖怪ポスト

投稿日:2020年4月11日

この前 ツリーテラスの屋根を解体したことにより 大量の廃材がでてしまった

こいつらだ 薪として燃やしてしまうことも出来るのだけど 小さい板なども取れるし垂木は何かに再利用も可能なので出来るだけ使いまわしていきたい

今回はその第一弾として ポストを作ってみることにした

今まで7年も住んできて 必要がなかったのでまったく触れずにいたが

せっかくのチャンスなのでポストを使う使わないは置いといて作ってみることにしたのだ ここに荷物を届けてもらったことはないので今後も使うことはないとおもうが インテリアとして 置いといても悪くはないだろう

さて 自分でポストを作ることにするとして まずはどんな物を造ろうかと考えたときにこのイメージがよぎることは誰しもあると思うのだ

ゲゲゲの鬼太郎にでてきるような あの妖怪ポストを作ってみたい・・・

しかし 一般の大人は 数パーセントのその考えがよぎったとしてもまず作らないだろう

だが私は ストーレートに 妖怪ポスト作ったろwと単純に答えをだしてしまうのだ

幸い 材料は腐るほどある いや逆か 腐った材料が大量にあったので作ることにしたのだが 過程の話しはどうでもよい 

今日は 妖怪ポストを作るのだ そう決めたのだ

私はいま 流木を探しに河にきておる

箱を作る前にそれを乗せる為の木がほぢいからだ

一番 最初にみつけたのはこの曲がっているもの

鳥かごみたいに吊り下げるポストも有りか?とおもったので一応 マークしておく

真っ直ぐなものではつまらないので 個性的な曲がりのあるものが無いか探していく 途中で木のアーチを見つける くぐったり くぐらなかったり しながらええ感じの木なはいかのー?

おほw いいの見つけた!

曲がりは大したことないが 根っこもさもさで悪くない

太さもちょうどよいのでかくほー!!

持参のノコギリで欲しい長さでカットだ

もう一本似たような根っこがむき出しの流木発見 こいつも確保じゃい!

良い感じも物が2本も手に入ったのでこれで十分だ さっきの第一村人は野に放つ

山へお帰り

さて こいつらどうやって持ち帰ろうか・・・

例のキックボードで来ているので車のようにトランクに入れてとか運べないない

自力で担ぐしかないのでリュックを利用して両脇から差し込みこれを背負って持ち帰ることにする

途中 道路に映った我が影をみて 明らかに不審者であるとに気づく

だが何時もの事なのであきらめる

トラックあたりが脇を走り抜けたらひっかけられそうだが田舎道の為 誰ともすれ違わなかった 

セーフだと思っていたのだが後に近隣の人に見られていたことが判明した

ポスト完成後 その人にポストを褒められた

私 こういうの好きよ と魔女宅のカラスのお姉さんみたいなことを言う

あのへんな黒いのに乗って両脇に抱えてた人でしょう?と指摘される

がっつりみられていたらしい

何かに使うんだろうなって思っていたけど コレつくっていたのね

ポストなの? 巣箱なの?と聞かれたので 妖怪ポストですと答えておく

素敵ね うちの旦那もこんなの作ってくれないかしらと言いながらおばちゃんは帰っていった

今年初めて ここで人に話しかけられた

多分 近くの人だとは思うのだが私は交流しないので誰なのかは知らない

今までみたこともないし もう顔も忘れた 次にあっても覚えてないだろう

ただ 田舎の連絡網はやべーので 私の知らないところでまた変な前科が追加されているかもしれない

だが私は一匹オオカミだ

変人扱いされて 距離を取られていたほうが何かと都合がいいので変態のフリをしてそうおもわれているほうが良い

田舎の近所は遠い なんせ隣の家まで1kmは離れている

しかも顔も名前もしらない

話したこともないし もしかしたらさっきのひとがその隣のひとだったかもしれないぐらい私にはどうでもいい 興味のないものだ

とってきた二本を並べてみる うむ どちらもなかなかの面構えだ

ではこいつらに合う箱をつくっていくことにしようか

積まれた廃材から使えそうな板をチョイス いい感じにくたびれていて風合いが良い 妖怪ポストが 新品でキラキラしていては興ざめだ

ひっくり返して裏側に箱のベースになる墨を書いておく

元からあった角度を利用して反対も同じように加工していこう

他の板を張り合わせて ビスで動かないに固定して二枚同時にカットしていく

こきたない面同士を合わせてカットすればその面を外々にもってくることが出来るだろう

出来た二枚を底板で繋ぎ合わせる しかし ポストなので投函口と取り出し口が必要なことに気づいたので一旦ばらして 穴をあけておいた

あとから開けるよりも今の内のほうが楽に作業できるはずだ

それを再びくっつけた 単純に25mmのビスで固定しただけ

次に屋根のサイズを測って 他の廃材ヲカットして更に合わせ目をこのように斜めにカットしておく

このように合掌したときに隙間があまり出来ないようにだ

やはり適当でもカットしておくと全然ちがう

離れてみるとこんな具合だ

最初はこの上から鎧張りにして小屋っぽい外見にしようかとおもったのだけどこれだけでもけっこう雰囲気はでとるから上から化粧はしないことにした

あとは脇張って まゆげつけたら完成 たしかにこれだと巣箱にも見えるかもしれない

裏の取り出し口もちょっと手を加えておく 中にフタが入ってしまわないように枠を入れておく

これで あとは丁番みたいのでパカパカできるよにしとけばよかろう

箱が完成したので どちらに合うかオーデイションを行う

畑にぶっさして ぐらつかないように建てたら選考開始!

ゼッケン一番 細かく広がった根っこ

ゼッケン二番 太目でそれほど枝は無い根っこ

(根っこなのに枝とはこれイカに)

どっちの子が好き?

私は右の子!

ピカーン!

ワイトもそう思います

箱を直で固定するのは大変なので一度 適当な板を取り付ける

これをがっしり固定してから上に箱のせてビス止めすれば取り付けが楽

下を地面にぶっさすように斜めにカットして腐りずらくするためにバーナーで焼いておく

こんな感じになりましたー

本家のはなんか藁っぽいのかぶっとるので なんかそれっぽいのかぶせるか

枯れた笹で代用する 

適当に草のせて完成だ 

なんとなく妖怪ポストっぽくなったかね?

残念ながら郵便屋さんが使うことはまずないと思うがもしも 手紙なりが入っているとしたら 誰かが直接投函したものになるだろう

そこは本家とおなじだねw


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