毎年恒例 パネル移動 – 山奥小屋暮らし 三章

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毎年恒例 パネル移動

投稿日:2020年6月1日

我が家は小屋である 電気は引いていない

まぁ この日記を読んでいる方なら知っていることだろう

日本には四季があり 夏と冬では太陽の出る位置や高さが違う

それにより日光が長く差す場所や 日陰になりずらい場所も変わってくるので

年に二回ほど場所を移し替えている

いまは冬バージョン 小屋のすぐ前に設置してある

コレね 冬仕様は太陽の角度が低いのでかなり垂直に近い

測ったことはないが65度ぐらいだろうか?

しかし最近は上にある枝に葉が茂り影に入るようになってきてしまったので夏バージョンに移動せねばなるまい

こいつらがパネルにかげを落とす

小屋を日陰にしてくれるのはありがたいが発電効率がすこぶる落ちる

そうなると 選択は二択だ

枝を切り落とすか パネルを移動

枝切は大変なので 消去法でパネル移動をしている

さて 移動するにあたって少し下準備がいる

まだ今の技術では無線で電気を送るようなものは一般的にはないので 必ず送電するための線が必要だ

このようにパネルから伸びて小屋の脇からはいり中のバッテリーへと繋がっている

まずはこの配管を引っ張り出さねばならない

去年の秋から半年以上は放置されていたので草の根とかに絡まって引っ張っただけでは抜けてこない場所もあるからだ

それをやらずにこの重いパネルを運ぶと途中で難儀する

なるべくなら何度も上げ下ろしせずに一度で運びたいのだ

良し良し このように出しておけば安心ね 毎年のことなので手順は把握している

あとは運んでいる最中に足が掛からないようにだけ注意しよう

おっと こいつを忘れていた あんなふうに直立?した状態なので突風などにより倒れて割れないようにこうやってハリガネで縛ってあったんだった

後ろに倒れる分には寄りかかるだけなので問題ないが前に倒れ運がわるいとパネルが破損する恐れもある それ防止の物だ

ふぃー なんとか夏仕様の発電機小屋の前まで運んだ

あとはこいつを上にのせるだけ 問題はこのコードか・・・

はたして去年はどこらにやってたかな・・・

場所的に絶対 どこかで横断しないとダメな仕組みなのでどうしてたかな

まぁ この辺りが妥当だろうか

しかしここはメイン通路だしバイクも通るからこのままというわけにはいかないだろう

横断の場所だけ スコップで少し掘り掘り

動かないように軽く上に土を被せておこう 

どうせ秋にはまた移動しないとダメなのでこのぐらいの適当さで十分

パネルも発電小屋の上にのせた 

ただ乗せただけだと飛ばされる心配があるので一か所だけビスで下の小屋と固定しておく

これで安心だ パネルの向きを変えるときにも軸が固定されていると回しやすい

最近はそれほど動かす頻度は減ったが 何日か天気がわるく バッテリーが空になってしまった時などは 朝から 効率よくチャージしたいので向日葵のように太陽の方向に向けることはある

普段は正面にむけといても問題はない

しかし このパネルを乗せている架台がポケはじめてきたな

取り付けた当初から雨風にさらされ続けているんだもんな

そろそろ取り替え時期なのかもしれない 移動で持ったときにぼっきり折れるようなら交換しよう 逆にいえば 折れるまではそのまま使うけどw

もう7年か 電気を引かずソーラーパネルだけでやってきた

今年の秋で8年目に突入する

もはや この小屋でいきていくことに何の不安もない

8年という年月はそういうことなのだ

このような暮らしは 大体3年目あたりが鬼門だ

そこを乗り越えられる人はけっこう少ない

世界中を自転車で旅してまわるようなタフガイでも離脱してしまうような場所だが 実はタフさはあまり関係がなく 適正の問題なのだろう

一人で暮らしていても平気な人間 生活水準が下がっても平気な人間

まぁ私の場合 生活水準の低下というよりも このようなひと昔 ふた昔前の

生活が なんか楽しそうだなと思ったので 苦痛というわけではなく楽しみながら暮らしていける性格なので きっとそれこそが適正があるということなのだろう 

体が健康なうちは まだまだ楽しめそうだ


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