最近は夢の中の話だけど ツリーカフェを造ったり
リヤカー小屋を造ったりしているので毎日のように翁の所に通っております
あそこ電気あるし（普通はどの家庭にも電気はある）電動工具も使い放題だからなにか作業するのに便利なんよね
毎日 適当な時間に行っては ツリーカフェつくったり リヤカーで遊んだりしているんですがそんな折に 壊れて使えない古いストーブが有るんだけどちょっと見てもらえないかと言われたので どうせ使えないのならば壊れるの前提で分解してみようと思いました
この子です
どこの子か解らなかったのでメーカーのシールを探してみると
ニッセン
とカタカナで書かれていました
その後 ネットで調べてみると
日本船燈は、1936年（昭和11年）の創立
船用品、航空灯火の製作を行っております と書いてありました
船灯製作で蓄積された真鍮加工のノウハウ活かし、インテリアストーブ・マリンランプ類の製作 などをしているもよう
見た目がレトロでかっこいいのでニッセンのストーブを愛用している人も多いようです 私はストーブだとアラジンぐらいしか知りませんでしたがニッセンのストーブも味わいがあって良いものですね
さて 現状使えないということなので とにかく分解してみる
なには無くとも分解
マッドサイエンテストの性ですな
ふむふむ ここをパッカーンして普段は火をつけるみたいですな
これはここまでしかパッカーンしないので裏の心棒をぬいてはずしてしまいます
これで作業がしやすくなった
いちおう ネットでニッセンストーブの分解の仕方を探してみたいのだけどこの型のやつが見つからない！
他のねじ止めのタイプはあるんだけど これどうやって分解すんだべ・・・
たぶんグリっと回して外せそうな感じなんだけど錆で固着しててまったく動かナイ
しかも 下が廻らないように足で抑えつつ捻らないといけないからなかなか力もはいらず悪戦苦闘
今年一番のフルパワーでぶっ壊れ覚悟で回して３０分掛ってやっと開いたヨ・・・
はぁー・・・錆の固着力 はんぱねー
これさえ開けばあとはもう楽勝だろう
そう思っていた時期が私にもありました
最近このパターン多いなｗ
まずは良くわからん下についていたものを外していく
これはビス止めなので解りやすい ビスとれば取れるんだから
やっひー！ この部品よくみるとどうやら シガーライターのように乾電池による電熱で火をつけるところの部品みたい
あとは中央のフタを開け閉めする消火装置も一体化しとる
そんなに関係はなさそうだけど邪魔なので外しておく
問題は芯の部分 こっちも錆で固着してしまっていて本来ならスポっと抜けるところなんだろうけど もう絶対に抜けない
仕方ないのでペンチでグリグリ めくりながら強引に引きはがしていく
こんだけ固着していたら 芯の上げ下げなんて不可能だったろうね
なんせペンチで引っ張ってもうごかないんだから
まわりの めくって剥がしたら グラスファイバーでできた芯が出てきたけど
こげこげだし上下にスライドする気配もない
スライドされる部品の場所はもはや錆で崩れおちて使い物にならなくなっていた
このままではしょうがないので芯もペンチで引きはがしていく
芯も錆錆だし ひどい状態だ 夜なので室内で作業したけど外でやればよかったｗ
もうこれ以上は 狭い小屋内でやる気がでないので明るくなった明日 続きをやることにした
あまり金かけたくないので ボロクソの芯を再利用する
上のほうは焦げ焦げだったので切り取って下の方をつかう
下も下でサビでやべーけど 燃料吸い上げる分には問題ないじゃろ・・・
おっぴろがって筒に収まらないので ビニテで仮止めして巻いておく
なんとか収まったヨ
あとはビニテをとって 芯をほどよい高さで切揃えたら完了
もう上げ下げの調整は効かないので火力は調整不可能
どんなときでも常に一定の火力で 消すか付けるの選択肢しかないけど構造はシンプルなので普通に使えるようになった
このあと灯油いれて燃焼テストしたんだけどちゃんと使えたよ
ただしタンクに穴あきが見つかってそっから燃料漏れあったからこんどそこを塞ぐ作業がまっているんだけど一応は使える状態になりました
これから寒くなるから ツリーカフェとかで読書する時とかに中で使っていこうかな
あ 我が家のツリーカフェは薪ストーブあるから 夢の中で作ったほうのツリーカフェでね
ちなみに こやつの型は
日本船燈製、MG-2 開放式石油ストーブ というやつらしい
ニッセンのストーブで画像検索かけると色んなかわいいアンテークストーブがでてくるから欲しいやつがみつかるかもしれませんね
値段はどのぐらいかしらんけどｗ
