八年目にして砂利を敷く – 山奥小屋暮らし 三章

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八年目にして砂利を敷く

投稿日:2021年4月25日

ここに移住した当初から庭はいずれ整地したいなーとは思っていました

しかし無くてもなんとかなっていたのでずーっと放置していました

その原因の一つに私の人間嫌いがあった

砂利を敷きたいけどもどこに頼めばいいのか分からない・・・

いえ 本当はどうすればいいのかぐらい解っております

採石場や造園などをやっている業者に頼めばいいのです

今ならばネットで調べればすぐにでも近隣の業者がでてくることでしょう

問題は電話をしてコンタクトを取らないといけないというエベレストよりも高い試練がまっていることでしょうか

・・・わし、出来れば人間と話したくない・・・

そんな訳で今までも車輪小屋の基礎っぽいものを作ったときもホームセンターから20kg入りの砂利を50袋ぐらい購入してなんとか業者に連絡することなく自分ひとりで出来る方法で乗り越ええてきていました

ホムセンで買うと割高になるし自分で運ばないといけないというデメリットがあるのですが、そんなものを吹き飛ばすほどのメリットが存在していたので(電話で依頼しないですむ)お気楽なホムセンで仕上げていたのですがこの度とうとう業者に砂利を入れてもらうことに成功しました!!

みてくだされ この砂利の山を!

まぁタネを明かすと私が頼んだんじゃナインダケドネ

実は翁の所で砂利を入れることになったのだがそのついでで同じ業者さんに私の所にも入れてもらっただけなん

これは凄い楽やでー わざわざ電話せんでも翁の所に運びき業者さんへその場で頼めば良いだけなのですんなりと事が運ぶ 

ついでっていいねぇ

おかげで8年間どうしよう、どうしよう、と悩んでいた砂利問題をやっと克服?することができました

今 車を止めている駐車場はもちろん ここにも砂利を入れてさっぱりさせたい!

一番使う 外の作業場所なんだけどこれからの時期には雑草がモリモリ生えてきて阿鼻叫喚の状態になるんデス

日当たりが良いことも災いして毎年雑草とのし烈な戦いになる関ヶ原

今ならばまだ間に合うからここをなんとか砂利を敷いて整備したいのです

なぜならばその為の砂利があるから!!

そんではやっていきますか

まずはこのボロボロの作業台からバラしていくよ

あー今ここにインパクトないんダッタ

仕方ないのでドライバーをつかってビスを外していく

インパクトドライバーの快適さを知ってしまった私には手回しはつらい

文明の利器のなんとすばらしいことか

まぁこんな生活している人間が何を言うって思うけどw

生活環境と便利な道具は別物なんじゃ

不自由な生活は楽しいが長いビスは手でねじ込むのはツライ!

始めから無ければやるけども有るならば利用しちゃうね

そんな事を考えながらスマホでラジコを聞きつつビスを外していった

おかげで天板はずれたわい

丸太を利用したり貰ってきた廃材でできたテーブルの足が残ったのでこいつらも引っこ抜いて外していく

とにかくここら辺はすべて物をどかして更地にするのだ

一応 全部片づけたので整地している所

あるていど平地っぽいとはいえゴロゴロと石が埋まっていたり凹凸が激しいのでおういったものをほじくり返し高い場所をけずって低い方へと土を移動させている

どうしても裏が山の為に 平坦にみえてもわずかな傾斜があって手前方向にむかって下がっているんです

この写真の奥と手前で30cm近くの落差があるんじゃないかなぁ

なので車輪小屋の手前の土をなだらかに10cmぐらいけずって手前の低い方に埋め立てなるべく水平になるようにしているんだけどそれでも手前が少し低いなぁ

ユンボなどを使えばガーーっと整地できるんだろうけども免許ないし(まぁ自分ちの敷地なので免許はいらないけども)それ以前に砂利の時と一緒でレンタルするためには人間とコンタクト取らねばいかんので却下じゃ

きっと普通の所じゃ免許ないと貸し出しもしてくれないだろうしそもそも借りる気もない

基本大がかりなことはしないで、なんでも人力で解決することにしておるので

草刈とかエンジン式のつかったりチェンソーなどやもちろん丸ノコなどはつかうけども一般的にだれでも出来そうなものは使うけども、自分の中で重機を入れるのは無しだなぁと変なこだわりがあるので今までもスコップと一輪車でやってきた

ちなみにログハウスなども クレーンやユンボで吊り上げるのも無しだと思っている

やるならば全て人力だ

滑車やチェーンブロックを駆使して人力で吊る上げるのは有りw

なんなんだろうこの線引きは

ある程度整地終わったので(終わってはないけど)まずは車を止める場所に砂利を敷いて余ったやつを一輪車をつかって奥へ運んで敷き詰めていく

均すのはアメリカンレーキーの背をつかってトンボのようにして伸ばしていく

それを延々繰り返す

暗くなるころやっと終わった・・・

普段はこんな頑張らないんだけど気分がノっていたので最後までやっちったよ

おかげで車が奥まで入ってこれるようになった ウレシイ

夜遅く帰ってきても小屋のすぐ前まで横づけできるぜ!

朝おきて玄関の隙間から、車が見えるのが新鮮w

頑張ったかいがあるってもんよ

昨日はもう暗くなって出来なかったので明るくなってから車で行ったり来たりして地盤を固めていく

タイヤの位置を少しずつズラしながら波のように行ったり来たり

これで大分雑草との闘いも楽になるかもしれない

作業場としても使い勝手がよくなることだろう

むしろ今までなぜやらなかったのか

まぁ答は解かっているんだけども

最初に言った通り業者に依頼するのが億劫だったからだ

今回たまたま翁の所にきた業者にその場で頼めたから出来たのだ

私どうにもこういう他人に連絡いれて頼んだりする作業が苦手なんだよね

実は電気を引いていないのも同じ理由

引きたいとは思っているんだけど 頼むのがダルい

そして現状ソーラーだけでもやっていけているので まだだ、まだ舞える!!と私の中の私がほざくので、そうだね!このままでいけるよね 

すでにその状態で8年暮らしてきた実績あるからなぁ・・・

慣れってすごいね

まぁ元からこういった暮らしが好きというか楽しいと思う思考回路と山の中で暮らしていく適正があったのかもしないけど

こんな環境で8年暮らしてきて普通の生活に戻りたいとは全然思わなくなった

やっぱりこの暮らしとても楽しい 

私の好きな冬が終わってしまって苦手な夏がどんどん近づいてきて最近は巷で夏のように暑い日もちょいちょい出てきているけども、今後もずっとここで暮らしていきたいなーと思います

あと5回ぐらいおなじような8年間を繰り返していれば人生も大体終わるだろう

私はそれで良いと思ってる

特に何かを成し遂げたいとう栄光や願望もない

この穏やかなたいした波風のない日常が続いたら良いなーと思う

最近はちょいちょいと翁の所で仕事をして月に5万ぐらい稼ぐような生活に変化した

去年のように1年の内に二か月がっつり出稼ぎで働くような感じではなく

月に8日ぐらい働くような感じだろうか

体が元気なうちはこの生活を楽しんでいきたいと思う


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執筆者:

暇を持て余しているので神々の遊びごっこをしている低級キツネ 普段何をしているのかは日記を読めばいいじゃない

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