廻らぬ歯車 – 山奥小屋暮らし 三章

未分類

廻らぬ歯車

投稿日:2020年1月24日

旧ブログの最後にになんぞ 私の運命の歯車が廻り始めたのではないかというような日記を書いたような記憶があるのだが 一向に廻り始める気配がない

以前 自分の土地を見に来ていた別のジー様に もしこの取水栓の水が出るようなら好きなだけ水をつかってよいゾといって去っていた 実在するのかしないのかも分からない私の中で 水の精霊と呼んでいるじーさまがいるのだがアレと一緒で私に色々依頼してきたキャンプ場のじーさまは本当は存在しないんじゃねーかというぐらい音沙汰がない なので私の中で 森の精霊と呼ぶことにしてこちらからは連絡もとらずだんまりを決め込んでいたのだが 去年の暮に急に連絡があり これからどっかで昼飯でも食おうと誘われたので わーい ただ飯食えるとのこのこ出ていくことにした

私は行ったことがなかったが とあるカフェのような食事も可能な個人経営の古民家のような場所で待ち合わせをして 時間にバイクで向かうことにした

始めていく場所だったので少し迷った為 私がその店先につく頃には じーさまはすでに中に入っているようだった 駐車場に例の珍妙な車が止まっていたので

いるのは判ったのだ 私はその隣にバイクを止め 上着を脱いで中に入った

なんせ時期は年末 なおかつバイクなのでそれなりの装備でないと寒すぎるから

上着を脱いでも中にはライトダウンをきているので店内ならちょうど良い

さっそく店内に入ってみると 古民家らしく土間のようなものがあり 靴をぬいで座敷に上がるような作りになっていた 土間の奥では 鋳物でできた薪ストーブが焚かれていて じーさまがそこでお店の人と話しているのをみつけたので声を掛けた  まぁ 玄関のドアをあけたときにこちらを振り返っていたときに軽く手をあげて今来たのを知らせたのだけど

お店としてはなかなかに面白い作りだ

じじぃに混ざって ストーブに手をかざしながらお店の人と軽く話しをする

おもに 二人がはなしているのをストーブで温まりながら聞いていただけだが

こちとらバイクなので体が冷え冷えなのよ 薪ストーブあったかいなw

ほっこりするぜ

このじじぃ やたら顔が広いのでここの店の人とも知り合いのようである

多分 このじじぃも私同様そうとう暇らしいから このあたりのカフェっぽい場所は色々 回っているのであろう

話によると 開店してまだ半年ぐらいだという けっこう最近はじめたばかりなのね

とりあえず立ち話もなんなので座敷を改造したフロアーに上がる

テーブルが4セットぐらいあり 一番奥へ 開店してまだ間もないが暮の時期なのにけっこう客が入っていた どうやら歩き出来ている人がおおく 近所の人たちのようである

メニューを見て 適当にランチセットとコーヒーを頼んだ

奢るとは言ってなかったが 奢られる気マンマンである

まぁ 今後どうなるか分からないが じじぃが経営者で私が雇われの身になるような立場なのでどうかんがえても奢ってもらえるだろう

そこで飯を食いながら 再会までに二か月ぐらい間があったので近況やこれからの話しをした

本格的に動き出すのは明けて春辺りという話しであったが けっこう大きな事業計画っぽく難航しているらしい

明日もその為に 都内へ打ち合わせにいかねばならんとぼやいていた

なので私の今後もまだ未定なのである もしかしたら再来年に伸びるかもしれないと言っていたので今年壱年ぐらいはいつも通りに出稼ぎをして稼ぐ方向にシフトしといたほうがよいかもしれん

まぁ そんな感じだ 

コーヒーも飲み終わり 会計へ じーさまが伝票もってレジに向かったので

ゴチになりますと奢って貰うことに成功!

なにやらこの後 ちょいと知り合いの所に顔出してみるかと言うので後をついていく なにやらその人のところもカフェを開く計画があるんだって

この じじぃ グイグイ行くな・・・

社交性が高いのだろう 私とは正反対だ

でも 趣味はけっこう似たようなもの 不思議なもんだ

そこで作りかけのカフェをみせてもらい どうやら自分たちでカフェDIYするらしい これも春辺りをめどに作りたいとは言っていた

そこで出す予定だというコーヒーと茶菓子をいただき じーさまの隣で話しだけ聞いていた

たぶん 今回私に連絡をいれ食事にさそったのも顔を繋いでおくための物だろう

この先どうなるかまだはっきりしていないのでその辺の説明と今後の事

とにかくすごいアクティブなじじいだ

経営者とはこういうものなのだろうか

すごいとはおもうが私には無理だし やりたくはない

さて 帰り際に 自分が着なくなった服があるので私にやるといってもってきたようだ

作業着なんかに着ればよいし いらならけれストーブで燃やしちまえばいいからもってけとのこと

しかしけっこう大量で私はバイクできていたので持って帰れないから ワシが運んで帰りに降ろしていってやるといい 運んでもらった

とりあえず書庫にでもぶちこんでおく クリーニングだしてそのままらしいから

洗ってあると言っていた どれどんなものが入っているのか広げてみるか

うむ なかなか じじくさいラインナップだ 

折角だし作業着にでも着てみるか

しかし一枚気になるのがあったゾ 左に写っているものだ

ヒジのところになんか丸いのついてるぅ!

こんなの北の国からとか昔の映画ぐらいでしかみたことないぞw

地井武男あたりがきてたらずごい似合いそうだ

だが 今の時代なら一周まわってアリか?

よし これは普段着としてチャレンジしてみるか 昭和の男のような雰囲気が醸し出せるかもしれん

これがその冬の出来事であった


広告1



広告1



-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

暇を持て余しているので神々の遊びごっこをしている低級キツネ 普段何をしているのかは日記を読めばいいじゃない

旧ブログ




アクセスカウンター
アクセスカウンター