今日はかねてよりの構想を実現させるために風呂桶を作っていくよ
手桶じゃなくて 人間が入るほうの風呂桶ね
なぜそんなものが必要なのかというと例のドラム缶風呂は生涯で1度切ならよいが何回も入っているうちに欠点が見えてくるからなのだ
まず第一の欠点として足が熱い!
それもそのはず なんせ下から火で炙っているので足元が熱いのは当然の原理
入っているうちに 上半身はもっと風呂に入っていたいものの足が熱くて外で冷ましたくなるのだ ドラム缶サイズでは足だけだして入るという曲芸は私には不可能だ 最悪ケツが嵌って出られなくなる恐れがある
新しい中世の拷問もかくやという状態になるだろうことは確定的に明らか
第二に 内部が狭いのでずっと足を曲げて抱えたような状態で入っているので
体制がきつく 長時間入っているのには不向き
その辺を解消するために本日 あたらしく風呂桶をつくっていきたいのです
最初はそのための材料を買い出ししてこようと思ったのですが倉庫をのぞいたらなんとかまにあいそうな材料があったのでそれでやっつけてみることにします
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_141422.jpg)
こいつらでなんとか風呂桶作っていくぜ なければ12mm合板かってきようと思っていたが9mmで薄いがこれだけあればギリいけそう さっそく作るか
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_143032.jpg)
まずはこうだぜ わしがなにしたか大体わかるよね?
今回のコンセプトは 最低限の湯量で効率よく入れる風呂桶だ
以前つくったドラキュラ棺桶風呂も無駄を無くして突き詰めた結果であったが今回も人間の体に合わせて無駄スペースがないように作っていくよ
ってことで広い手前が背中方面だ ケツの幅を測って入れるサイズにしてある
肩幅もこんなものなら入るであろう
前方は足元なので多少せまくても問題あるまい
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_143234.jpg)
側面に板を張る 高さは550mmぐらいだろうか 本来は600mmほどほしかったがみつけてきたこれが550しかないのでこれで妥協した
次は背中の方を張っていきたいのだが そのまま垂直に張るとケツの後ろに無駄な空間ができる なのですこしリクライニングさせてみるつもりだ
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_145139.jpg)
背もたれの板を加工している 微妙に台形になっていてめんどくさい
ハの字の壁でさらに斜めにするから下は狭く上にいくにつれて広がっていくので
すんげえ面倒な寸法だ
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_145811.jpg)
そいつを張るとこうなる 空間把握能力のある人がこれをみたらそのめんどくささが判るかもしれん できればもう少し倒したかったのだが今回の材料ではこれぐらいが限界っぽいので妥協する
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_150224.jpg)
前からみるとこうなる なかなか無駄のない作りではなかろうか
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_150525.jpg)
問題は全面だ こうして張ってしまうのが作業的には一番楽ではあるのだが
ためにしこれで入ってみると 入れなくはないがけっこう足のつま先が窮屈である
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_150551.jpg)
そこで このように体制に無理がかからないようにつま先を広げてひし形に近い形にすることにした
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_150915.jpg)
前にずれてこないようにストッパーをつけーの 上の方も動かないように細目の杉材で固定しておく
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_152502.jpg)
さらに この隙間も埋めておかねばなるまい その辺にころがっていた端材で適当にやっつける反対側もおなじように
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_154739.jpg)
周りが囲い終わったら 隙間からお湯が漏れないようにコーキングをまいておく
きっちり埋めておけば これだけでもう水が漏ることはない
長時間放置になると染み出して減るかもしれないが風呂にはいっている数時間程度ならまず染み出すこともないだろう
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200110_153324.jpg)
そうして完成したのがこの 一人ボブスレー風呂だ!!
ドラキュラ棺桶風呂にも引けを取らない 最低限の湯量で入ることが可能な無駄のすくない形状になっている 果たして日本全国でこのような風呂桶が存在しうるだろうか?w わしは産まれてからこれが見るのは初めて
こんな貧乏クセェ 風呂桶みたことないぜw
貰った廃材で作ったので 費用もほぼ0円風呂桶だ
足をのばすことは出来ないが体育座りのかっこうのままスッポリ入れるのでドラム缶よりは窮屈ではないと思う 一度入ってみると解かるとおもうがドラム缶風呂だとN のような状態になるので疲れてくるのだ
このボブスレー風呂も一見 窮屈そうにみえるか 背中はリクライニングで寄りかかることができるしつま先も曲げないで伸ばしておけるのでドラム缶の3倍は楽だと思われる (まだ試してないからわからんけどw)
そしてこれならたぶん足元が熱くならない なんせ上からお湯を追加する仕組みだからね その辺の構造はそのうち書くとしよう
この形状から もし足が熱くなったとしてもケツの下にコンクリブロックを1個敷くだけで足だけ表に出すことができる体勢を作れると思うのよね
(これもまだ試してないから想像だけだがw)
ドラム缶とちがって縦長なので両腕の力だけで起き上がれると思う
あとで力が入るようにサイドにも手すりつけて縁を作るつもりである
![](http://third.hakumentei.com/wp-content/uploads/2020/01/bandicam-2020-01-11-18-54-27-204.jpg)
実際に人間(キツネ)が入ってみるとこんな具合になるヨ
完璧じゃね?w
お湯を薪で大量に沸かすのって大変なのよ この形状なら普通の風呂桶の1/3程度のお湯で済むと思うのぜ
もしも不意の来客があり コレなんすっか?って聞かれたらソリだよと答えることにしよう まさかこれが風呂だとはお天道様にもわかるめぇ
6割ぐらいお湯がはいればあとは自分の体積で縁ぐらいまで増えるんじゃないかなぁ 予想では120Lぐらいで肩まで浸かれるんではないかと思っている
ドラキュラ風呂で追い炊き機能がないと死ぬことが判明しているので その辺もちゃんと考えてある このままただお湯いれただけじゃアレの二の舞だからなw
そのうちフタも作っておこうかな 一応 追い焚き機能をつけるつもりだけどそれよりも放熱のほうが早いとヤバイのでもしかしたらプチプチをつかって周りを囲って保温機構を高めるように改良するかもしれない
どんな風に 進化していくのかはこうご期待
そのうち余裕できたら足伸ばして入れるものも作ってみたい所であるw
お狐さんこんにちは
ボブスレーの内側に防水シートどうでしょうか
CartopboaterNORA このユーチューブで自作の露天風呂に入るのが
参考になるのではないでしょうか。 赤霧
もう完成しておるです
狐さん、初めまして🙇いつも楽しみにしています。改造と妖力で風呂に浸かりながら高速で滑っていく姿が目に浮かぶようです。
オープンカーを風呂に改造しているのを見た事がありますが風呂に入りながら
雪の上を滑り降りれたらステキでしょうね