薪ストーブの割れたガラスはこう直す (修理編) – 山奥小屋暮らし 三章

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薪ストーブの割れたガラスはこう直す (修理編)

投稿日:2021年1月27日


前回 半分イカレた薪ストーブを購入してきたのでそいつを色々といじっていこうと思います

今回は相当写真の数が多くなりそうな気がするが仕方ない

さて まずはどこから手を付けていくか・・・

現状 リヤカーに横倒しで乗っているので地面に降ろして立ててみるか

買ったときに割れた耐火ガラスなどが入っていたのでとりあえず全部出しておく

重量も相当あるので取れる部品はなるべく外に出して少しでも軽くしたい

そんな中に折れた足が一本入っていた

おお 最悪ブロックで補おうと思っていたけどけっこう原型をとどめているな もしかしたら再利用かのうか?

手に取ってよく観察してみると なるほどここが割れて取れてしまったのか

しかしこれならギリそのまま使えるかもしれん

試しについていたナットで留めてみたらはやりギリなんとかなる

なるべく接地面積を大きく広くするために大き目のワッシャーを追加して留めたらなんとかなった

この一本だけに全重量をかけるとダメだが 普通に四つ足で支える分には問題ないとみた

もしかしたら 回収業者が100kgちかいこのストーブを足一本だけで地面に降ろした際に ボキっといってしまった可能性が高そう

実際に自分も車から降ろすときには角から降ろしたくなるのを我慢した

どうしても角から降ろしたほうが作業がしやすいんだよね

水平に降ろすには完全に持ち上げていないとダメだからそうとうにキツい

まぁ これで足問題はなんとかなったので良しとしておこう

やったー!

薪ストーブがクララみたいに立った!!

薪ストーブ 大地に立つ! まるでガンダムのようではないか

翼の折れたエンジェル 片翼の天使ならぬ

1/4の足のモゲたガンダム 

もはや原型がなんなのかもわからないヨ

色々 内部をいじりたいので天板をはずしてみたい

外からみるとどうやらここのナットで留まっているようなので両サイド外してみたんだけど外れない・・

周りを耐火ボンドみたいので目張りしてあったのでそれが固着して外れないのかとおもってハンマーで叩いて振動与えてみたんだけどビクともせん

これは後で気づいたんだけど どうやら内側からも留まっていたみたいね

しかし現段階では知らないことなので 仕方ないから全面の窓口から 内部をバラしていくか

まずは邪魔そうな奥の壁についていた鉄板を外していく 

狭いし力入りずらいし 錆びやら熱でナットの頭が劣化しているのでモンキのような二点で回す道具ではナメてしまって回らなかったのでラチェットつかった

これなら力も入るしナメる心配なし!

この板はなんの為にあるんだろな 外壁の保護の為と背後の吸気口をふさぐため(塞いではないけど直通で穴がみえないように)の物かもしれない

これ外さないと他のナットを外すのに邪魔なのだ

ムキ出しになった背面内部 ほとんど閉じているが丸い吸気口がみえる

多分 普段はあまりいじらないで常に塞いどいても問題なさそうね

灰に埋もれて見ずらかったけどどうやら底に本体と下部を留めるためのナットがみえたのでここを外してみる

全部で6か所で留まっている様子

ラチェットだとカチャカチャ中で回せるので作業が楽

上の方が重そうなので逆さまにして 外そう

足も邪魔だったので(どうやら足を止めているボルトでも本体を固定していそう)だったので一旦はずした

やったぜ!

さすがに上下で別れたら一人でも動かせる重さになってきた

この段階でやっと天板から中からも留まっていることに気づいた

どうやら同じように6か所ぐらい留まっているみたいで天板を外すのは大変そうなので諦める これなら特に外さんでも問題なさげ

そんでも重いから本当は外したかったんだけどね

公証では90kg あるらしい

大体の感じだが 外した下部が25kg

内部の鉄板や扉で20kg

そんで残ったこの本体が50kgぐらいじゃないかと思う

大分軽くなったがそんでもまだまだ重いヨ

今後は運ぶことを考えてセパレート式にして縫い留めてあったナットは戻さない予定

別に組み立てなくても上からカパっと被せておくだけで問題ないと思う

溝があるから多少傾いた程度でははずれないし こいつがズレるような地震だときっと家も壊れるぐらいの規模じゃろ

塗装するのにサイドの窓も邪魔だから外しておくか

中からみると上下のナットで留まっているだけなのですぐに外せたけどガスケットととか呼ばれるロープみたいのがグルっと回してあって後で取りつけるの面倒だったから外さないほうがよかった

養生したほうが楽だとおもう

さてそろそろ割れた窓を直していきたいのだけど どうしような考えて鉄板で塞いでしまうことにした

このタイプの鋳物ストーブはかなり多く出回っている物で色々部品の取り寄せも可能らしく通販サイトで耐火ガラスだけ単品で扱ってい所があった

まぁ作っているホンマの会社だったけど

値段は1万円程度 お金さえ出せば取り替えがきくのだけど これ以上の出費は控えたいので今回は鉄板でおおうことにしたのです

熱が加わらなければガラスを補修する方法はあるんだけど高温になるから素人ではほとんどムリだろう

一応 耐火ガラスの補充の仕方でネットで情報を集めていたら面白い奴が一つだけみつかった

寧ろそれ以外の方法は見つからなかった そんだけ難しいのだろうね

基本は割れたらそっくり取り替える以外の選択はない

そんな中で この発想は有りだなと思ったのが 空き缶のような薄い鉄板をギザギザに切って折り目を交互に出してステンドグラスみたいに張り付ける方法を試している方がいた

な ナルホド これならやれなくはないかもしれんw

しかし 私のガラスはけっこう多く割れてしまっている

半分とか三分割ていどならなんとかなったかもしれないがコレだとちょい上の方法はキビシイ 一部足りないし

そこでホムセンに行って アルミの板を買ってきたんです

サイズは200mmx300mmのでピッタリだった

ホムセンいったついでに黒の耐火スプレーもかってきました

あとで耐火塗料の話しはするけど 今は窓を直していく

ドアを上からかぶせて縁の墨をだしておく

それに合わせて 金切りハサミで切り取った

ガラスとほぼ同一の形になったね

しかし やはり炎が完全に見えないのはさびいしいので この破片をつかってなんとかしてみたい・・・

このようにステンドグラスみたいにできないかと思ったのだけど大変そうなので1枚だけにしとくか・・・

コレが一番良いかな

これだけでも炎がみえると見えないじゃ全然ちがうだろう

小窓があるだけで内部の燃焼具合がはっきりわかるもんね

そのうち資金に余裕があれば1万の取り寄せて交換するのも有りだろう

他には少し安い耐火ガラスを買うという候補もあった

この前かったホンマのストーブの窓は100mmx100mmぐらいの耐火ガラス入りので1500円で売っていたもんね

あれだけ外して利用するとか もしくはもう少し大きなサイズの200mmx100mmのが2500円ぐらいでも売っていた

今回は金ないから破片にするけど そいつらも悪くないかもね

ガラスの縁をなぞって墨だしたらそれよりも少し小さめに切り抜く枠を書く

そいつを 少し前にペール缶ストーブをDIYした時と一緒で 丸ノコをつかい切り抜いた

ちなみにこのアルミの板なんだけど0.8mmの厚さがあってけっこう強度ある

このサイズで500円ぐらいで売っていたよ

1万円の専用耐火ガラス

2500円や1500円の市販の四角い耐火ガラス

500円のアルミ板

私がチョイスしたのは500円w

もしかしたら100均産のステンレスプレートとかでもうまくやればいけるかもね

今回は加工の観点と強度からアルミにしました

500円で窓がどうにかなれば御の字だろう

切り抜いた端材のアルミでこんな部品を4個作る

それでガラスを抑えていく 使ったのはペール缶の時と同じドリルビス

アルミに厚みがあるので縫いやすかった

こういう時に使うと便利なビス 鉄板どうしを留められる

表からみるとこうなります

小窓だけど 無いよりはよかんべしw

できあができあがったものをガラスの替わりに嵌めていく

ちょっと厚みが違ったのでガバガバだったけど抑えの部品をペンチで挟んで曲げたらしっかり押さえきいた

普通の人はこんなの作らないで 薪ストーブメンテ専門業者に頼むか 自分で取り寄せて丸々交換するのが精々だろう

けっこう 鋳物ストーブ正面の耐熱ガラス割れるらしいんだよね

そんでも自分で試行錯誤して直している情報は最初に離したツギハギの1っ件しかみつからなかった

きっとヒビのまま使うか 諦めて薪ストーブ自体を使わなくなってしまうのかもしれないね

後は買ってきた黒のツヤ消し耐火スプレで塗装した

なんか溶接する人が被っている面みてーだなw

しかし 私思ったね

黒も王道で悪くないけど 折角だからもっと個性をだしてもいんじゃね?って

そこで真赤に塗装してやろうかと思ったんだけど調べたら色々と問題があるらしい

なんか技術的に赤って耐火塗料としては難しいんだって

200度ぐらいまでの高温なら耐えられるみたいなんだけど 薪ストーブみたいに500度以上はきついらしい

黒やシルバーなどのつや消しが多いのはそいうい理由

ツヤを出すのもむずいみたい

あるにはあるけどお値段がすごく高くなってしまう

最悪 ストーブとしてではなくて食器棚とかのインテリアに活用するのも有りかもと思ったのだけどやっぱり火を入れてみたい

こーゆーのむっちゃかっこいいけどアホみたいに高いw

さすがに何十万もする奴を イジるのは度胸がいるけど

16000円のなら 冒険してもいんじゃない?w

そこで 真っ青にしてやることに決めました

本当はこのような赤のがよかったが そもそも塗料がないし在っても高い

青ならば なんとかなりそう

一本1500円ぐらいのスプレーを2本かいました

あーそれと 煙突は上からじゃなくて後ろからだすことにする

上では鍋とか温めたいからなるべく広く使える方がいいから

しっかしボルトナットはよいけど 古くなるとビスというかネジ頭はダメね

錆で固着して頭をナメてしまう

6っ本中2本ナメてしまった

まぁそんな時用の秘密兵器あるんだけど

ドリルとかが逆回転用の向きになっている

そいつでビスの頭に穴あけて逆に溝がほってあるやつで摩擦をりようしながらビスを外す道具

偶にしか使わないけどあるとけっこう便利

まぁ結局ネジ切れてふつうにドリルであけなおしたんだけどw

ビスの頭が残ったままだとピッタリ塞がらないで邪魔だからどちらにせよ取らないとダメだったけどね

アマゾンから青の耐火スプレー届いたので試してみる

でも怖いからちょっとだけどんな具合か天板にぬってみる・・・

いけるか・・・?

えーーい いったれオラーー!!

うわーw キチってやがるww

こんな青い鋳物の薪ストーブなんてみたことねーw

これ出来れば上からクリアースプレー吹くと 色が濃くなってツヤもでてかっこよくなるんだよなぁ・・

まぁ今回はコレで勘弁してやろう

次回はこれに火をいれて塗装を定着させていきたい

半艶って書いてあったが今の所あまり艶ないが焼けば変わるかもしれんし

それにしても 個性が強いなw



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執筆者:


  1. エイハブ より:

    アルミ、高温で溶けちゃわない?

  2. 匿名 より:

    アルミだと溶けるかもしれません。
    鉄系の板の方がよろしいかと。

    • 仙人郷 より:

      アルミの溶解660度でしたっけ
      たしかに少し不安だけど耐熱ガラスも
      700度だし多分平気かな?
      ストーブにくっつける温度計とかっで測ると
      たしか500度ぐらいの気がしたので(ストーブ自体)
      使っていて溶けそうなら替えます

  3. 九州男 より:

    最近更新されてないのですかー?
    心配でーす。

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