このまえ寝室に寝転がって読書をしていたら床の下からなにやら
モッッモッモッモと不思議な音が聞こえてきました
その音は最初は私の右下の方から聞こえやがて真下にきて左の方へ抜けていきました
そんな音を聞くのは生まれて初めてのことでしたが何となくですが正体を推測することは出来ました
念のために外にでて確かめてみますと・・・
想像したとおり多分ですがコイツの仕業です
庭の至る所に盛り土がしてある これがなんの跡かといえばモグラが掘り起こした痕跡
この辺りは山の斜面なので意外と土は柔らかいですが敷地の平坦な場所は石がゴロゴロ入っていてスコップで掘れないような場所なのに沢山穴があるのでモグラの穴を掘る能力はどんだけ高いんだよといつも感心しておりました
しかしモグラはけっこう臆病だしたまに猫ちゃんとかには掴まっておりますが基本生のモグラをみたことが私はありません
私は土から少し浮いた小屋の中にいるし大人しく本を読んでいるだけなのでたぶんモグには察知されてないのでしょう
そんな私の真下をモグラがトンネルをほりながら通り抜けていきました
その音を聞いていた驚いたのがその進行スピード
普段聞いたことのないようなモッモッモという音を響かせてかなりのスピードで移動していました えーー!? あんな見た目からは想像もつかないようなパワフルな掘り具合です
もしも私が首から下を土の中に埋まった状態でモグラが腹を抜ける様に掘り進めていたらきっと10秒もかからずに人間の腹など突き破って抜けてしまうのではないかと思うぐらいの力強さを感じました
人類の英知を結集して作られたモグラと同サイズの機械を作ったとしてあれほどの力は出せないのではないかと思うほどの剛力でした
きっとあいつらが地上にでてきたら人間なんて三日もあれば滅ぼされてしまうかもしれません モグラと和解せよ!
あんまり小屋の下掘られると傾くからしれないから掘らないでほししなぁ・・・と通過していく音をききながら願ったのですが なぜかしらんがUターンしてきおった!!
これ以上は止めて! 小屋のライフはゼロよ!!
HA☆NA☆SE!!
しかし悲しいかな いくら床ドンしようと暴走したトラックのように止まる気配はありませんでした
そして恐ろしいことにそれは次の日もやってきたのです
さすがに三日目はきませんでしたが 小屋の床下が沈下しないかとても心配です
ただモグラは一過性の物だったのでそれ以降掘られえることはありませんでしたがこの前は他の生物が迷い込んできました
時間的には私が夜寝る頃だったでしょうか
寝室の脇に積んである薪がゴトゴト鳴ったり 床下から「ンガッ!」っとか「フッンゲ!」とかおっさんのイビキのような息遣いがずっと聞こえてくるのです
正体はツギの日には判明したのですがタヌキの親子のようでした
偶にケンカするのか威嚇するような声を発したり兎に角 うるさい
暗くなると床下にやってきて夜中中絶え間なくフガフガ鼻息が荒いです
しかも私が寝ている 真下です 寝室の床は板一枚だけしかなくそんなに嵩上げもされていないので直線距離では30cmも離れていない床下でずっとうるさいのです こいつがなかなかキモが座っていて床ドンしようと床に開けられた換気口から大音量でギレンの演説をスマホから垂れ流そうがまったく移動する気配がなく朝方までフガフガなのです
しまいには プゥ~~!っと屁まで垂れる始末
静かに暮らしていれば大目にみたのにもう辛抱できん
夜中だろうがかまわず玄関に立てかけてあった雪スコの柄を床したにガンガンつっこんんで追い出しました
ここが我が寝室の床下なのですがまるで住んでくれと言わんばかりの入り口があるのが悪るかたのかもしれん
まぁここを塞いだところで他の場所も同じように開いているからまったく意味はないんだけどね
一度追い出してからはもう来なくなったのですが昨日久しぶりにまたやってきたので同じように追い出したら次の日からはこなくなりました
同じタヌキだったのか別のやつかは分かりませんがタヌキにかかわらず偶に得体のしれない音が床下から聞こえてくることはあります
そんな山小屋暮らし あるある
あけましておめでとうございます。
やはり「自然の宝庫」ですね。
共存できているうちはいいですが、今後もし続くようでしたら夏場にロケット花火か何かを買って常備しておくというのはいかがでしょうか。
あ、場合によっては小屋が焼けちゃうかな。
それは困りますね。
100均でラッパあたりを探そうかと考えています
ラッパ。
ロケット花火より平和な感じでいいですね。
他のサイトで「じーさま」のエピソードを読んできました。
意外な縁があるものですね。
仙人さんの書いたものがこれからも見られますようにと祈っています。