テント ストーブをDIY – 山奥小屋暮らし 三章

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テント ストーブをDIY

投稿日:2020年2月9日

冬のキャンプでは暖房がとても重要だ

外で焚火をしている内ならよいのだが夜になりテント内で過ごそうとおもうと

寝袋にでも包まっていないと寒い

それならなぜストーブを導入しないのかといえば私のばあいキャンプといえば

バイクや歩きでしかやらないからだ

一応 車はもっているのだがどうしても車をつかってキャンプをしようという気が起きない 

その理由を考えてみると 私は基本キャンプ場を利用しないので車を止めておけるようなテントを張れる場所をさがすのだが大変そうというのと

車あるなら車中泊で十分じゃね?という点と 際限なく荷物を積めるとなんかヌルい感じがしていまいちパっとしないのだ

そんなわけでバイクでツーリングキャンプとなると自ずと積載量に限界がある

厳選せねばならずストーブのような持ち運びが大変で嵩張るものは却下されるのだ

もしも利用するとなればCB缶をつかったガスストーブあたりなら小型で横にしても燃料がもれるおそれがないのでアリかもしれないが テント内でむき出しの火を使うのはちょっと危険なのだ 

延焼の方はその場を長時間離れなければそれほど危険性はないとおもうが 厄介なのが一酸化炭素中毒による酸欠だ とくに私のようなソロキャンパーのテントは小さい そんななかでストーブをつけっぱなしにして うっかり寝落ちしようものなら ぽっくりあの世行だ  うっかりぽっくりである なんか楽しい響きだが思いのほか凶悪なコンボだ

ではテント内でストーブを使うのであればどのような物が安心かといえば

結論からいえば 薪ストーブを丸ごと入れてエントツをテント外へ出してしまうことだ これならば中毒の元になる排気がエントツを通じて表にでるし 熱だけをテント内で取り込むことが可能になる

しかし先にもいったようにソロ用のテントではそげな大きな薪ストーブなんてどう考えて不可能なのだが そこはホレ DIYでなんとかするのが今回の企画

その為の材料を買い出ししてきましたぞ

100円ショップでステンレスの入れ物2個 あとは19mm鉄のパイプと付属品

そして豆炭である ソロテントでは何よりも小型化が重要である

そして小型化させると薪では無理がでてくる そこでチョイスされたのが豆炭だ

豆炭アンカというものが売られているのだがこれもテントや車中泊のような密閉された場所で使うのは危険である しかーしこれから私が作ろうと思っているものをつかえばそれすらも回避できると思われる

さて こいつらを使ってストーブを作っていくまえに紹介したいものがある

コレだ

このまえ あーだこーだ話題にしていた新テントを入手したおw

結局 限定のものは諦めてノーマル版を購入した

コールマン の ツーリングドームST である

メジャーなものなので詳細は省く

いきなり現地でデビューはきびしいので今日は説明書をよみながらテント建ててみるぜ

中身をだしーの 重さは以前つかっていたテントとさほど変わらないか大きさも

説明書どおりにインナーテントを広げ フレームの準備も 色違いになっていてわかりやすい 釣り用のフレームは黒だ こいつを真っ直ぐにのばしーの

片方をこのようにポケットにつっこんで逃げていかないようにしたらば

こうなって・・・

ギューンとしてスポっとハメて頂点をシュバっと吊れば出来たも同然!!

なにげに頂点を吊るまでフレームがフラフラ安定しないのでそこを掛けすことが一番の難関だろうか 対して難しくはないけどぉ!

注意点は フレームを継ぎ目をしっかり奥まではめ込むこと 中途半端に入っていると破損の原因になるとかならないとか

あとは惰性で全部吊ってしまえばインナーテントの完成だ

慣れたらここまで3分もかならないかもね

このテントの特徴の一つとして前と後ろに入り口が付いているのでこのようにどちらからでも出入りが可能なのだ もちろん両方メッシュにもなるので夏場などは通気性が高そうである

次は ツーリングドームの最大の特徴である前室のフレームをセットする

色は灰色の物だ 脇に固定するピンがあるのでそこに差して固定用のフックも同じ灰色で解かりやすくなっているのでそれで吊ればこのように何かそれっぽくなるのだ

あとはフライシートをかぶせるだけである

しかし意外とこれが難しい 私的には一番 悩んだ場面でもある ちょっとした知恵の輪みたいでどこが前面かのかがわからないw

何回かグリグリ回してやっと正解を導きさせた 前室用のフレームにマジックテープでシートを固定できれば大体整う

私は今までのテントでは一切ペグを使ってこなかったのだがこのテントでは最低でも3本は必要そうである うち二本はこの赤丸の部分 

雨が降らず風もなければペグ無しも可能かもしれないがそうなるとフライシートは本当にただ被っているだけっぽい感じになる 私の場合慣れてきたらそれで済ます可能性は大いにアル

ここをペグで固定しないと前室がうまく作れない 今回は適当に石のっけているがちゃんとした地面ならペグで固定しよう

そしてもう一本なのだが

裏側のこの部分 ここもできるならペグを打った方が良い

そうしないとインナーテントとフライシートがくっついて雨などの場合は中が結露でびっしょりになるやもしれん そのほかは特に無くても良さそう

まぁ打ったほうが確実だとは思うが 私の場合はあまり必要ないかも

風がつよければうつかもしれんが

そんでこのテント 小型ではあるがタープと一体になっているので別売りのポールを使うことでタープを張ることも出来る 今回私は試してないけど

どっからか拾てきた画像だか このようになるらしいゾ

このタープ一体型がほしくてコレかったんだけどねw

さてと・・・ そんでは本来の目的であったストーブづくりに戻ることにするか

なんで途中でテントの話しを入れたのかと言えばこのテントのサイズに合うストーブにせねば意味がないのでまずは合わせるために設営したのだよ

予習の意味もあったけど

あ 因みに背後もこのようにフライシートも開けることができる

あと何か 背面の上部にこのような換気というか天井の通気を逃す為のフードのようなものもついていたのでこの辺りを利用してエントツを出したいと考えている

燃料の豆炭を入れるとこうなる 十分スペースはありそうね

同じトレーを買ってきたので被せてみるとこう 最初は100円ショップで売っていたブリキの丸い缶とどちらにしようか迷ったのだがこっちのほうが重心が低く安定感があるのでこれにしてみた

今回はこのサイズのトレーにしたが豆炭であれば半分ぐらいの物でも十分かもしれない 少し大き目にした理由はこの上でお湯が沸かせたら良いなぁと思ったのでそれだけの広さを確保するため なのでコップ1個程度ならもっと小さくても良いかもしれん その辺は今後使ってみてから考えることにする

このようにクリップで挟んでしまえばちょっと蹴ったぐらいじゃフタが外れることもないだろう 豆炭に火を点けてこれをテントの中に置いとけば温かいとは思うのだがもちろんこのままという訳にはいかない 排煙問題がるからだ

そこで使うのがこちらの部品 薄鋼の19のパイプのコンビネーションだ

こいつをセットするために穴を開ける必要がある

穴あけにはホルソーを使うと便利 今回はステンレスに穴を開けるので鉄鋼用ものが必要になる 大きさはこれぐらいでちょうど良さそうだ

ステンレスなので穴が開くか不安だったが薄かったのでけっこうすんなり開いて助かった

開けた場所にこのようにセットする

裏側はロックナットが付いているので絞めこめばガッチリ固定が可能だし

取り外すこともできる

あとはそこへパイフを突っ込めばこのようにエントツのようになるって寸法よ!

私 天才じゃね?w

バイクにつむには60cmぐらいまでが限界だろうか お ちょうどそれぐらいだからこのまま使えるか

全部 組み上げてテント内へ入れるとどんな感じになるのかセットしてみた

今回は下にブロックを敷いているが重くて持っていけないので現地ではそこらの石とか利用するしかないだろう

長さ的にはちょいと足りないね

出来たらフードのこの辺りから出したいのだが・・・ふむう

20cmぐらいの場所にしるしーをしーの

その辺りで ヘ の字になるようにブロックなどをつかって折り曲げていく

一気に曲げると潰れてしまうので少しづつズラしながら細目にまげる

ちょいと足らんか もう少し曲げておこう

現物を合わせてみてエントツの出ズラどの辺がいいかなぁ ここらで切っておくか

カナノコでカットしてバリがでているのでその辺の石で削っておく

ヤスリさがすの面倒なのでそんな時はアルファルトとか硬いものでゴリゴリしとけばバリとれる

このような繋ぎ合わせる部品も存在する これつかって繋ぐよ

よっしゃー エントツが完成したぞぃ

トレーに豆炭をのせて火をつけてみる すぐに着火できるタイプの豆炭だ

100円ショップにも置いてある 何個入りかはわからんが1個10円ていどだろうか?

下のトレーにはこのように吸気口も開けておいた 重なった部分にも少し隙間があったのでいらないか?とも思ったが一応開けておく

フタしてエントツ建てたらうっすらと煙が立ち上る いい感じ

豆炭3こぐらいだと根本のあたりでもエントツはそんなに熱くなくこの辺りでも素手でにぎれる

鉄板の部分は素手だと熱くて触れない オミズを垂らしてみたらジュって少し音した 気泡がプクプクするぐらい

しかし豆炭の直上だけ熱いな シールの跡もちょい変色する程度

脇のあたりは 素ででもいける40度ぐらいか? 上部は70~80度ぐらいだろうか

上が平なので鉄のコップや小さい鍋なら乗せれそうだ

豆炭の量を増やせばもっと熱くなるのだろう

どれ そんでは実際にテント内部にいれてみんべな エントツを表にだしーの

私も中に入り 閉め切ってみる

表からみるとこんな塩梅 裏にエントツ出っとるよ

結局 ここから出すことにした チャックしめられないのでクリップで挟んで対処する ハトメみたいので穴あければ破れてこないで良いかもしれないね 通気のフードのあたりとかに

内側では背後の入り口のチャックを両側から上に持ってきてその隙間から出す

エントツに関しては豆炭3個程度では全然熱くない

シートがエントツに触れてしまっても特に問題はなさそうだ

しかし鉄板のぶぶんはけっこう暖かい いまは昼でそれほどの寒さじゃないので室内もこれのおかげか温かい これが夜になり氷点下になったとしてどこまで室内を保温できるかが楽しみだ この前 石カイロを入れたときはけっこう温かかったのでかなり行けるような気がする サイズ的には豆炭10個ぐらい余裕で入りそうだしそれだけ入れたら相当上部は熱くなるとみている 

臭いに関しても排気が漏れているような気配はなし 細いがちゃんとエントツを通りて外へ排出しているようだ  これかなりスゴくね?w

このように小型で軽量 もしアレならばエントツはもっと短くすることもできるだろう ジョイント増やせば

持った感じも1kgあるかないか バイクでも後ろのBOXのなかに収まるサイズだ あとは燃料の豆炭をどれぐらい持っていくかになるか

次回 キャンプするときには持って行ってみようと思っているのだが

テント内部で使えるストーブとしては かなり画期的ではないかと思うのだがw

さすがに寝ているときは使わないが 夜にテント内で読書をしたりするのに手を出していても寒くない程度になったらいいなぁと考えている

大きなテントではキビシイかもしれないがソロテントならちょうどいいかもしれない 結果は次回のキャンプ後報告します


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執筆者:


  1. アラフィフ より:

    いいですねー。こういうのってワクワクする。
    私も作ってみたいな。
    高い豆炭コタツの中具を買ってしまった私は目から鱗が何枚も飛び散りました。
    マジ天才!

    ストーブの底だけ豆炭アンカみたいなグラスファイバーを敷くとかどうですか。
    テントの生地に接する部分はシリコンシートを巻いてみるとか。
    鍋つかみとか改良して保護したらより安心かも?等々、読みながら私も色々考えられて楽しいです。

    焚き火する時に手頃な木片をアルミホイルに包んで放り込んでおいて、炭を作ってみて欲しいな。
    それって豆炭がわりになりませんかね。

    • 仙人郷 より:

      実は最近 炭に興味がでて木炭づくりをしています
      その辺りのことはそのうち日記に書くと思う

  2. 還暦狸 より:

    必要なモノを知恵と工夫で作り出す!感服致しました。次回のキャンプの話とても楽しみです。ここ数日冷え込みましたが風邪などお召しにならないようご自愛下さいね!

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暇を持て余しているので神々の遊びごっこをしている低級キツネ 普段何をしているのかは日記を読めばいいじゃない

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